2019年8月の岡山・広島・鳥取・兵庫旅行 4 JR四国5000系/JR西日本223系5000番台
2019年8月の岡山・広島・鳥取・兵庫旅行、岡山駅で撮影した車両、今回は213系に続き、瀬戸大橋線「マリンライナー」の運用に就いたJR四国5000系/JR西日本223系5000番台の話題です。
2013/3/20 岡山 M1、M4編成 5100形 Tswc ダブルデッカー2階席はグリーン、1階は普通指定席 JR東日本E217系のグリーン車に運転台を付加した形となっています。電連はM編成では5101の運転台側のみに設置されています(M1編成を中間に組み込んでMMPという形態での運転例があります)。高松よりの運転台後部の平屋席はパノラマシート(G指定席)、岡山よりの平屋部分には車椅子対応席が設置されています。
2019/8/4 岡山 側面のカラーも車体ごとに異なり、5101〜5103号は青系、5104〜5106号は赤系で、岡山県の民話『桃太郎』にちなんだ3種のエンブレム(「桃太郎とイヌ」 (5101, 5104) ・「桃太郎とサル」 (5102, 5105) ・「桃太郎とキジ」 (5103, 5106) )が描かれています。
5100形は2004年度のグッドデザイン賞(財団法人産業デザイン振興会)およびブルーリボン賞(鉄道友の会)を受賞しています。
2003年10月1日のダイヤ改正に向け、JR四国5000系では1998年のN2000系以来5年ぶりの新製車両となりました。編成はMc5000形+T5200形+Tswc5100形の3連で5000形と5200形は川崎重工業製、5100形は東急車輌製造製でM1~M6まで6編成18両が2003年に製造され、高松運転所(四カマ)に配置されました。一方、併結相手のJR西日本223系5000番台は223系2000番台をベースとしてMcクモハ223形+T'c クハ222形、P1~7編成14両が川崎重工業で製造され、岡山電車区(岡オカ)に配置されました。
主要諸元 JR四国5000系
最高運転速度 130 km/h
設計最高速度 130 km/h
起動加速度 2.5 km/h/s
減速度(常用) 4.3 km/h/s
減速度(非常) 5.2 km/h/s
編成定員 143(立席)+206(座席)=349人
編成重量 109.4 t
全長 20,100 mm(5000形)20,000 mm(5200形)20,860 mm(5100形)
全幅 2,950 mm
全高 3,640 mm(5000形・5200形)4,070 mm(5100形)
車体 ステンレス
台車 軸梁式ボルスタレス台車(ヨーダンパ付)
S-DT63(5000形)・S-TR63(5200形)・S-TR64(5100形)
主電動機 SMT102B型かご形三相誘導電動機
主電動機出力 220 kW
駆動方式 TD平行カルダン駆動方式
編成出力 220kW × 4 =880 kW
制御方式 PWMIGBT-VVVFインバータ制御
制御装置 SPC13
制動装置 電気指令式ブレーキ
回生(純電気式)、抑速付 保安装置 ATS-SS、列車防護無線装置
2008/12/9 岡山 2007年6月下旬から2010年1月23日まで、ラッシュ対策として5000番台の2両編成に網干総合車両所から貸し出されたサハ223形2000番台が組み込まれ、3両編成化されていました。
2019/8/4 5001 P-1編成 3+2+2の編成
早朝などにはP編成、あるいはM編成単独のマリンライナーの運用があります。
主要諸元 JR西日本223系5000番台
最高運転速度 130 km/h
設計最高速度 130 km/h
起動加速度 2.5 km/h/s
減速度(常用) 4.3 km/h/s
減速度(非常) 5.2 km/h/s
全長 20,100 mm
全幅 2,950 mm
全高 3,640 mm
台車 短腕軸梁式(ヨーダンパ・アンチローリング装置付)WDT59(電動車)WTR243(付随車)
主電動機 かご形三相誘導電動機 WMT102B
主電動機出力 220 kW
駆動方式 TD継手式(中実軸)平行カルダン
編成出力 220kW×4=880kW
制御方式 PWMIGBT-VVVFインバータ(静止形インバータ一体型)
制御装置 WPC13
制動装置 電気指令式(直通・回生・抑速)純電気ブレーキ
保安装置 ATS-SW
備考 ATS-P準備工事済み
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