2013年になると埼京線の205系の置き換え用として川越車両センターにE233系7000番台の配置が開始されました。E233系の枝番としては京葉・外房・内房線用が5000番台でしたから、埼京線用は6000番台かと思われましたが、6000番台は2014年に予定された横浜線用となりました。

表 埼京線からの205系編成の撤退
埼京線の205系10両編成は6扉サハ204を2両組み込んだハエ1~25・31の26本とサハ205を組み込んだ26~30・32の6本の32本体制でしたが、2013年7月から置き換えが開始され、まずサハ204-902を含むハエ8編成が廃車となりましたが、編成中のサハ204-11は残し、同じく試作車サハ204-901が運用離脱した際にサハ204-48も残し、ハエ18編成のサハ抜き車両とハエ27編成のサハ205-172,173でハエ18N編成としました。2013年9月からはインドネシアへの譲渡も始まり、ハエ18N編成も最終的にサハ204-11,48を組み込んだ形で譲渡となりました。インドネシアにはハエ1, 4, 7, 11, 12, 13, 14, 15 , 18(組換え), 20, 22, 23, 24, 25, 26, 30, 31, 32の18本が譲渡されました。
ハエ17編成のクハ205/204-125、モハ205/204-341の4両はY11編成、ハエ16編成のクハ205/204-124、モハ205/204-338の4両はY12編成に改造されました。またハエ28編成のクハ205/204-107、モハ205/204-287は富士急行に譲渡されました。富士急への譲渡に関しては後日、触れます。
2022/1/9 宇都宮 黒磯に向かうY11と黒磯から到着したY12が顔を揃えました。
205系600番台の中ではこの2本は埼京線由来のオリジナル顔の編成です。
2022/1/9 宇都宮 Y11編成
2022/1/9 宇都宮 Y11編成
2022/1/9 宇都宮 Y12編成
2022/1/9 宇都宮電留線 Y12編成

にほんブログ村

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。
最近のコメント