2024年夏の新潟旅行 その28 直江津駅に乗り入れる列車たち part1 日本海ひすいライン用ET122形気動車
今回からは現在の直江津駅に乗り入れる列車たちです。
最初はJR西日本の北陸本線から引き継いだえちごトキめき鉄道の日本海ひすいライン(市振駅~直江津駅間59.3km、資産上は富山県境からの60.3km、駅数13、起終点駅を含め)を走る列車です。この線区はえちご押上ひすい海岸駅~梶屋敷間にAC20kV,60HzとDC1500Vの交直切り替え区間が存在するため、えちごトキめき鉄道では交直流電車の新造・購入費および維持費などのコストを考慮し、車両は一部を除き気動車を使用することにしました。ちなみに富山県内の旧北陸本線はあいの風とやま鉄道、石川県内はIRいしかわ鉄道、福井県内はハピラインふくい線となりました。東北新幹線の開業で岩手、青森県内の東北本線が3セク鉄道化されたのと同様に国鉄時代の幹線がこうして消えてゆく現実は些か寂しいものがあります。
市振∼直江津間は頚城トンネル(11,353m)をはじめ約6割がトンネルの区間であり、気動車の導入にあたり、火災等発生時の避難誘導設備の強化が行われました。
2011/12/26 姫路
姫新線で使用されているキハ127形気動車
キハ127形の両運転台タイプがキハ122形でキハ127形は基本番台と1000番台の2両1組で運用されています。
日本海ひすいライン用に導入されたのはJR西日本の一般型気動車キハ122形をベースとしたET122形でした。一般形6両(1-6)とイベント兼用2両(7,8;愛称「NIHONKAI STREAM」「3 CITIES FLOWERS」 が与えられています)が新潟トランシスで2014年から2015年にかけ、製造され、リゾート用として1000番台(1001,1002)モ2016年に落成しました。こちらは雪月花としてリゾート列車として同年4月23日から運用されています。
主要諸元
最高運転速度 100 km/h
設計最高速度 120 km/h
車両定員 一般車:113人 イベント兼用車:106人
自重 一般車:40.5 t イベント兼用車:41.1 t
全長 20,800 mm
全幅 2,900 mm
全高 4,040 mm
車体 ステンレス
台車 円錐積層ゴム式ボルスタレス台車 NF08D形(動力台車・2軸駆動)NF08T形(付随台車)
動力伝達方式 液体式
機関 SA6D140HE-2 × 1基
機関出力 331 kW (450 ps)
変速機 DW21形(変速1段・直結4段)
制動装置 機関ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ(増圧付き)
保安装置 ATS-Ps・ATS-P(イベント兼用車のみ設置)・EB・TE装置
基本番台はすべて両運転台タイプであり、一両で運転が可能です。車体はオールステンレス製ですが、運転台部分は普通鋼製となっています。
2024/8/20 直江津 えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン用 ET122-3
2024/8/20 直江津 えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン用 ET122-4
一般用は「日本海の美しい波」を表現したデザインとなっています。
2024/8/20 直江津 えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン用 ET122-7 (イベント兼用タイプ)
ベニズワイガニやアンコウなど魚類をあしらった「日本海の海中を流れるようなデザイン(NIHONKAI STREAM)」となっています。
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