2016年10月仙台への旅 仙石線 その2 車両編 HB-E210系気動車
仙石線の車両、今回は2015年の仙石東北ライン開業に合わせて、小牛田運輸区に投入され、仙石東北ライン直通車両、快速・特別快速として運用されているHB-E210系気動車2両編成です。
仙石線に投入される車両としては初の新造車で、直流1500Vと交流50Hz20kV区間を直通するのに交直流車両ではなく気動車を使うのは最近、日本各地で見られる手法です。尤も、接続線区間はデッドセクションではなく非電化区間となっています。
総合車両製作所横浜事業所で HB-E211形+HB-E212形 2両8編成16両が2015年5月30日の運行開始に合わせて製造されました。
車体は軽量ステンレスワイドボディで耐寒耐雪装備として客室扉のレールヒータが装備され、側面からの補強策を充実させ、ハイブリッドシステム搭載による重量増加に対応して側梁を強化しています。側扉は3扉で押しボタン開閉式半自動扉となっています。

2016/10/22 高城町 C-2編成
2016/10/22 塩釜 C-7編成
主要諸元
最高運転速度 100 km/h
起動加速度 2.3 km/h/s と 1.8 Km/h/s を切替え可能
減速度(常用) 3.5 km/h/s
編成定員 262名(座席定員90名)
自重 38.4 t(HB-E211形)39.6 t(HB-E212形)
編成重量 78 t
全長 20,000 mm
車体長 19,500 mm
車体幅 2,950 mm
車体高 3,620 mm
車体 ステンレス
台車 軸梁式ボルスタレス台車
DT75B(動力)/TR260B(付随)
機関 DMF15HZB-G直噴式直列6気筒ディーゼルエンジン
機関出力 331 kW (450 PS)
主電動機 かご形三相誘導電動機 MT78形
主電動機出力 95 kW × 2
歯車比 14:99 (7.07)
編成出力 662 kW (900 PS)
制御方式 コンバータ+VVVFインバータ制御
制御装置 C124形主変換装置
制動装置 回生・発電ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ(応荷重・滑走・再粘着機能付き)直通予備ブレーキ 抑速ブレーキ
保安装置 ATS-Ps
防護無線・EB装置・TE装置
ハイブリッドシステムはエンジンの動力で発電機を回し、得られた三相交流をコンバーターで直流化、ここで主回路用蓄電池電源とともにVVVFインバータで再度、三相交流化し、モーターを回し、動力とするシリーズハイブリッド方式です。力行時は主回路用蓄電池と発電機からの電力を使用、制動時は回生ブレーキにより、モーターから発生した電力をVVVF装置を介して蓄電池を充電します。発電機の起動は蓄電池の充電状態をモニターしながら行う、「エネルギー管理制御システム」が導入されています。
形式は仙台よりがHB-211形 小牛田、石巻よりがHB-E212形です。
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