2020年9月18日 (金)

2018年晩夏 長野県内の保存蒸機を見て歩く旅 4 諏訪市湖畔公園に保存されているD51 824号機

中央東線、茅野から先、岡谷までの単線区間には上諏訪駅、下諏訪駅があり、それぞれの駅の近くに蒸機は保存されています。しかも茅野C12,上諏訪D51,下諏訪C12,岡谷D51という順に並んでいます。

Dsc07123 2018/8/31 諏訪湖湖畔の風景 

諏訪湖は新生代第三紀の終盤からの中央高地の隆起活動と糸魚川静岡構造線の断層運動によって、地殻が引き裂かれることで誕生した構造湖(断層湖)と考えられています。面積は12.81㎢、周囲15.9km、最大水深7.2m、平均水深4.7mの淡水湖で上空から眺めるとプロペラ機の垂直尾翼のような形に見えますが、東側が諏訪市、北側が諏訪郡下諏訪町、西側が岡谷市に属しています。流入河川は31河川ありますが、流出河川は岡谷市の釜口水門から流れ出す天竜川のみです。

Dsc07132

Dsc07164 7月から9月にかけて諏訪湖では週末、花火大会が行われているため、湖畔公園の蒸機にもネットが掛けられていました。

D51824号機は上諏訪駅から歩いて5分ほどの諏訪市湖畔公園に保存されています。
沖田祐作氏の機関車表のデータでは
1943-3-16 国鉄浜松工場 製番74
配属 名古屋局
1943-3-18 浜松
1945-9-30 静岡
1949-6-26 上諏訪
1957-12-24 重油併燃装置取付 長野工場
1959頃 長野工場で切取式除煙板N-2装備 上諏訪
1960-2-6 換気装置取付
1964-3-14 松本
1964-4-3 長野
1970-7-25 二休指定
1970-8-6 長野 廃車  といった履歴となっています。

形態的特徴は長野工場で装備された長工式N-2デフレクターの装備です。長工式デフレクターはC57,D50,D51の3形式に装備され小倉工場の門デフ、鹿児島工場の鹿工デフ、後藤工場の後工デフとの違いは除煙版の下辺が水平でないことです。D51形でN-2型デフレクターが装備された記録があるのは他に197号機708号機などがあります。

Dsc07126 集煙装置は機関車本体から外されて置かれていました。

Dsc07134 潤滑油バルブはランボード上に線路と平行に並んでいます。

Dsc07136 逆転器リンクプレートの穴は小穴タイプです。

Dsc07138 浜松工場製造のD51は
1937年度 浜松工場(5両):86 - 90(製造番号19 - 23)                  89号機 豊橋動植物公園
1938年度 浜松工場(8両):D51 199 - 206(製造番号24 - 31)              200号機 梅小路蒸気機関車館
1939年度 浜松工場(15両):D51 207 - 210・245 - 250・473 - 477(製造番号32 - 46) 245号機 坂城町(今後公開予定)
1940年度 浜松工場(13両):D51 518 - 530(製造番号47 - 59)
1941年度 浜松工場(5両):D51 531 - 534・685(製造番号60 - 64)
1942年度 浜松工機部(12両):D51 686 - 689・819 - 826(製造番号65 - 76)      688号機 岡崎南公園
1943年度 浜松工機部(12両):D51 827 - 830・848 - 852・861 - 863(製造番号77 - 88)

と私がこれまで見てきたD51では4両が浜松工場製ですが、砂管のパターンでは200号機、245号機、688号機がよく似たパターンを示しています。89号機は標準形の試作的意味合いの強い個体ですので、浜松工場パターンが決まる前のスタイルだったのかもしれません。
また、潅水清浄装置は助手席側キャブから少し離れた位置に設置されています。

Dsc07151
炭水車は8-20Bタイプで軸ばねに重ね板ばねを用い、側枠を鋲接板台枠構造としたタイプです。

Dsc07143 キャブ内も見学可能でメーター類のガラスも残されていました。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村 
鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

2020年8月27日 (木)

公園保存蒸機 北九州市(黒崎)桃園公園に保存されているD51 244号機

2017年10月、新幹線博多車両基地の公開イベントに参加するため福岡県を訪れました。その際に県内各所の公園で保存されている車両に関して紹介します。この旅行の関しては同年12月29日から2018年2月26日までの間、間に別の話題を数件挟みながら、詳報してあります。

171014-2
2017/10/14 黒崎駅南口

Dsc09823 国道3号

Dsc09820_20200826184201 市立児童文化科学館前が最寄りのバス停

Dsc09821 桃園公園の奥にある北九州市立児童文化科学館

Dsc09785 ドームはプラネタリウムでしょうか。

最初は国道3号線に沿って並行する鹿児島本線の八幡駅と黒崎駅のほぼ中間に位置する桃園公園に保存されているD51形244号機です。黒崎駅から国道3号を走るバスで現地に向かいました。

Dsc09789_20200826184701
前照灯のガラス欠損、ナンバープレートがレプリカであること以外は塗装がだいぶ劣化していますが、よく整備されています。

沖田祐作氏の機関車表データによると
1939-12-16 国鉄大宮工場 製番14
東京局配属
1939-12-20配置 国府津
1944-8-24広島第一
1953-4-2柳井
1958-10-1長崎
1961-9-28門司
1970-4-9全検
1972-3-15休車
1972-4-28廃車 門司 とのことです。

Dsc09788
履歴を見ると広島工場で整備された時代が結構長いですが、広島工場特有のㇵの字エプロン、前台枠埋め込み尾灯といったスタイルではありません。

浜寺公園に保存されているD51 469号機が1940-1-22 国鉄大宮工場 製番15ですので、年末、年始で製造年は違いますが兄弟関係にあります。以前、D51516号機の記事で纏めてありますが、大宮工場では30両のD51が製造されました。

1938年度 D51 187 - 194(製造番号1 - 8)
1939年度 D51 195 - 198・243 - 244・469 - 472(製造番号9 - 18)
1940年度 D51 506 - 515(製造番号19 - 28)
1941年度 D51 516・517(製造番号29・30)

Dsc09815 デフレクター後方の潤滑油の6連バルブはランボード上に枕木方向に並び、カバーが掛けてあります。

Dsc09792 逆転器モーションリンクプレートの穴は小穴タイプ、白く塗装されています。一方、砂管のパターンは187、469、513、516などと共通のパターンです。

Dsc09799
潅水清浄装置はキャブから少し離れて取り付けられています。

Dsc09811_20200826191101
炭水車の尾灯は欠損しています。

Dsc09805
キャブ内も立ち入り可能でしたが、メータ類のガラスはありませんでした。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村  鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

2020年8月13日 (木)

公園保存蒸機 津市偕楽公園に保存されているD51 499号機

全国の公園等に保存されている蒸機を見て歩くシリーズ、今回は2017年8月の愛知・三重の旅で立ち寄った三重県の県庁所在地津市の津駅から歩いて5分ほどの偕楽公園に保存されているD51形式499号機です。JR東日本の動態保存蒸機D51498号機の一番違いの番号機です。

Dsc06774
Dsc06775
Dsc06757
2017/8/5 形態的な特徴はなんといっても後藤式G-3タイプのデフレクターです。

D51-498-100429 2010/4/29 安中~磯部 G-3タイプのデフレクターは1番違いの498号機にも新製されたのもが装備されたことがあります。通常タイプのデフレクターに比べ、スタイルが精悍に見えます。

沖田祐作氏の機関車表による車歴データでは

D51499 国鉄鷹取工場=27 1941-02-01 S77.60t1D1T(1067)
車歴;
1941-02-01製造→納入;国鉄;D51499→配属[鉄運乙第252号];広島局→1941-02-10配置;糸崎→1943-10-01広島→1943-12-15糸崎→1950-08-13鳥取→1953-12-10集煙装置取付(後藤工場)→1954-12-22重油併燃装置取付→1957-07-09後藤工場にて切取式除煙板G-3型装備;鳥取→1958-09-17福知山→1972-04-01(3/31?)亀山→1972-05-20借入;奈良→1972-10-01奈良→1973-09-18(9/17限)廃車;奈良

(最終走行距離205万km=概数)→
1973-10-09保存;三重県津市「偕楽公園」

となっており、製造は鷹取工場(製番27号機)、広島局配置を皮切りに山陰本線、関西本線等で活躍し、最後は奈良機関区で廃車となっています。

 Dsc06756 砂撒き管のタイプは前2本が若干前方に曲がり、3本目は途中から45度下がるタイプ、逆転器リンクプレートの穴は小穴タイプです。

Dsc06771 潤滑油バルブの箱はランボード下にありますが、6連のバルブは見えません。

Dsc06761
機関助手席前のランボードに潅水清浄装置が搭載されています。

Dsc06765
ドーム後方に重油併燃装置の重油タンク、煙突には集煙装置が装着されています。炭水車の前照灯はケースだけで中身が欠損しています。

普通型以外のデフレクターに関してはこちらのサイトのデータが大変参考になります。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村  鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

2020年8月 5日 (水)

豊橋総合動植物公園「のんほいパーク」内に保存されているD51 89号機

豊橋総合動植物公園は動物園・植物園・遊園地・自然史博物館の4ゾーンからなる複合施設で1899年に安藤政次郎が開園した動物園を下に発展し、1992年から現在の形態となりました。のんほいとは三河方言の~ですねにあたる「のん」とやあ、おいの「ほい」を合わせたものだそうです。
Dsc06456

Dsc06455 2017/8/4 
最寄り駅は東海道本線二川駅で、同駅から徒歩で6分の距離です。

D51-89-170804 D5189号機
同機は1~100号機までのナメクジスタイルのD51の中にあって101号機以降の標準形のスタイルの異色機です。また正面からみて右側のデフレクターが切り込まれている特有のスタイルです。ナンバーは形式入で緑色に着色されています。スノープラウは北陸仕様です。

沖田祐作氏の機関車表データによる履歴は
1938-3-26 国鉄浜松工場 製番22
名古屋局配属
1938-4-3配置 稲沢
1944-9-21 浜松
1948-5-15 静岡
1949-9-5 金沢
1962-6-29 富山
1965-8-2借入 糸魚川
1965-9-30返却 富山
1965-10-1 金沢運転所
1971-4-17 廃車 金沢  となっており、浜松工場で製造され、終生、東海、北陸で活躍し、最後は金沢で廃車されました。

いわゆるナメクジタイプのD51は第1動輪の軸重が13.17tと第2~4動輪の軸重よりも1t以上軽く、重量列車引き出し時に空転が多発するため、重量配分に問題がありました。1937年1938年に浜松工場でこの問題を解決するため、86-90号機において給水温め器を煙突前に枕木方向に載せ、担いバネの釣合梁の支点位置を変更し、動輪重量の配分を可能な限り変更する改良試作が行われました。
この改良によりナメクジタイプよりは空転問題は改善されたものの、D50形に較べると第1動輪の粘着性能に問題があり、北陸本線や信越線の勾配区間を担当する機関区からは嫌われたようです。

Dsc06462
デフレクター後のオイルバルブの位置はランボード上に線路方向に並ぶタイプ、逆転器リンクプレートの穴は大穴タイプ、砂管は前二本が若干前に傾斜、3本目は途中から折れるタイプです。

Dsc06465

機関助手席前の潅水清浄器はキャブから少し距離を開けて前に取り付けられています。

Dsc06467
炭水車は8-20A、台車は軸バネがコイルバネ、側枠が一体鋳鋼製のTR24形類似タイプ

Dsc06469 炭水車の前照灯、尾灯は装備されています。


Dsc06477 キャブに立ち入ることはできませんが隙間から内部を覗くことは可能です。

Dsc06468 説明板も用意されています。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村 
鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

2020年7月31日 (金)

公園保存蒸機 大森山公園のD51 232号機

公園保存蒸機シリーズ、今回も2017年6月末から7月頭にかけ、秋田県を旅行した際に訪問した公園から、羽越線新屋駅が最寄り駅となる大森山公園に保存されているD51形232号機です。

Dsc05521edit
2017/7/1 大森山公園案内図

大森山公園は秋田市浜田にあり、秋田市が管理する公園です。公園内には秋田市大森山動物園、大森山遊園地、大森山展望台、グリーン広場などの市民向け施設のほか、県内のテレビ・FM放送局の親局送信所があります。アクセスは今回の旅行ではレンタカーを使いましたが、公共交通機関としては秋田駅前、新屋駅前から「新屋線/大森公園行」のバスで終点下車となります。

Dsc05514

Dsc05510
Dsc05513 訪れた時はちょうど補修直後だったのか、写真のように非常に美しい状態で、ランボード横や手摺りが白く塗装されていました。
潤滑油バルブの形態は昨日のD51370号機と同じです。

Dsc05499
残念ながら炭水車側の灯火類は欠損していました。

Dsc05507 砂管のパターンは前2本が垂直、3本目がなだらかに後方に落ちるタイプです。強いて言えば、梅小路機関区に保存されているD511号機に似たタイプかといえます。逆転器モーションプレートの穴は小穴タイプです。

D51232号機は1938年12月8日、国鉄土崎工場で製番1として落成しました。同年12月12日に仙台局に配属となり、配置は青森から始まり。1948年1月21日に弘前、1967年3月11日、借入で秋田、同月15日正式に転属、1970年4月1日青森、1971年3月9日土崎工場に保管となり、1971年4月1日付けで青森で廃車となりました。1971年7月から当所に静態保存されています。

Dsc05515

Dsc05516 キャブ内も見学可能で、メーター、バルブもきちんと揃っていました。

Dsc05503 この機関車の保存、維持に関しては土崎工場製1号機であることや、終生奥羽本線北部で活躍したこともあるのか、秋田市が力を込めて維持していることが感じられました。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村 
鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

2020年7月30日 (木)

公園保存蒸機 土崎街区公園のD51 370号機

全国の公園等に保存されている蒸気機関車を見学するシリーズ、今回は2017年6月末から7月頭にかけ、秋田県を旅行した際に訪問した公園から、最初は土崎駅そばの土崎街区公園に保存されているD51形370号機です。

Dsc05449 2017/7/1

Dsc05473
公園の開園は大正4年(1915年)とのことですから、訪問時に既に開園100年を過ぎていました。

Dsc05474 公園の奥の方にD51370号機は保存されていました。

土崎街区公園はJR奥羽本線土崎駅東口から南西方向に伸びる駅前通りを1ブロックほど進んだ左手にあり、土崎神明社や日影稲荷神社に隣接する公園です。

Dsc05452

Dsc05453
Dsc05454

形態的には標準スタイルのD51で、給水温め器の向かって右側のカバーやボイラー下のカバーが欠損していました。尾灯を掛けるフックもありません。

Dsc05455 7連の潤滑油のバルブは箱がランボード下、バルブがランボード上に出ており、線路方向に並んでいます。逆転器のリンクプレートは大穴タイプです。砂管のパターンは栗東市手原稲荷公園に保存されている403号機と同じです。

Dsc05457 キャブはこのように鉄製の網で閉鎖されています。後方の屋根が長く伸びているのが特徴です。期間助手席前のランボードにある潅水清浄器は搭載されていません。

Dsc05459
炭水車の台車は標準台車(鋳鋼と鋼板による組み立て式台車)です。灯火類は前照灯、尾灯ともにありません。

D51370号機は沖田祐作氏の機関車表データによると1940-5-18 日立製作所笠戸工場にて製番1249として落成、新潟局配属されますが当初配置は不明です。1948-7現在、酒田、1955-8-1現在、山形、1957-11現在、山形、1968-4現在、新庄、1972-3-31現在、秋田、1972に秋田で廃車となりました。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村 
鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

2020年5月13日 (水)

2019年8月の岡山・広島・鳥取・兵庫旅行 10 津山まなびの鉄道館 展示車両 8 D51 2号機

津山まなびの鉄道館の展示車両、今回は蒸気機関車 D51 2号機です。

Dsc02344
2019/8/3 津山まなびの鉄道館

Dsc02310

沖田祐作氏の機関車表データによると1936年3月26日に川崎車両兵庫工場で落成しています。新製時の配属は名古屋局でした。

1936-03-26使用開始→
1936-04-05配置;敦賀→
1938-01-24稲沢→死重(コンクリート塊)搭載→
1949-09-14大垣→
1950-05-11中津川→1952-12-09消煙装置取付→1955-04-01多治見→1955-10-05稲沢一→1961-03-08借入;沼津→1961-03-15返却→
1965-08-20借入;中津川→
1965-08-24返却→1971-12-13廃車;稲沢一→保存;大阪府大阪市「交通科学博物館」;D512

その後、敦賀や沼津で活躍したこともありますが、車両としては殆ど名古屋周辺で活躍し、1971年12月13日に廃車となり、交通科学博物館 に保存となっています。 35年9か月の現役生活、その後、保存されて48年以上が経過しています。

D51-2-920313
1992/3/13 大阪 交通科学博物館保存時代

これまで 日本各地の D51保存機を見て回った際の識別ポイントが見てみると

Dsc02402
砂撒き管は垂直に3本

Dsc02403_20200512193701逆転機リンクプレートの肉抜き穴は大きいタイプ

Dsc02405
軌間助手席前の潅水清浄装置は設置されています。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村 
鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

2019年8月 3日 (土)

速報版 岡山、広島、鳥取、兵庫を巡る旅 初日

81日夜、新宿バスタを出発する高知・岡山方面に向かう夜行高速バスで岡山駅西口に

Dsc01847

2019/8/2 岡山駅西口

定刻より、約20分の遅れで到着。

Dsc01876Dsc01878
2019/8/2 三菱自工前 

初日は岡山から倉敷に向かい、倉敷市駅から水島臨海鉄道に乗車します。旅客営業の終点、三菱自工前まで行く列車も朝夕の通勤時に限られており、まずは終点まで向かいます。乗車した車両は久留里線等で活躍していた国鉄キハ37形(JR東日本ではキハ37-1003と-1002のキハ37-101、-102)の2連でした。

Dsc01913
2019/8/2 水島中央公園 D51842号機 

帰りは常盤で下車し、同駅から歩いて5分ほどの水島中央公園に保存されているD51842号機を見学しました。同機はドームがカマボコ型、煙突はギースルエジェクターと特徴的スタイルの蒸気機関車です。

倉敷市駅にもどり、伯備線に乗車し、一駅先の清音駅に向かいます。井原(いばら)鉄道の線路はここから南西方向に分岐しますが、車両は伯備線の総社駅まで乗り入れています。

Dsc01986
2019/8/2 清音駅を発車し、伯備線の上下線路の間から下り線を越え、高梁川を渡り、西方に向かう井原鉄道の線路

最後部から沿線風景を眺めていると昨年、高梁川やその支流が決壊して大水害に見舞われた倉敷市真備地区を通ります、まだまだ水害の跡が生々しく残っており、一刻も早い復興を願う次第です。井原鉄道の軌道は全線の8割近くが高架線で中国地方のJR線に較べて良く整備されていると感じました。車両基地は荏原にありました。

Dsc02040
2019/8/2 神辺 井原鉄道の車両 IRT355形 355はエンジンの出力355PSによるものだそうです。

Dsc02054
2019/8/2 府中 福塩線の電化区間はここで終了、ここまでは105系電車、ここから三次まではキハ120形気動車

1時間の乗車で終点、神辺(かんなべ)に到着、ここは福山と塩町・三次を結ぶ福塩線の駅でもあります。福塩線は府中までが電化されており、そこから先は非電化で、列車頻度もグンと下がるため、今回は府中まで行って戻ることとしました。

Dsc02168

福山から山陽本線を岡山まで戻り、岡山駅後楽園口から出ている岡山電軌の路面電車に乗ることに致しました。岡山の路面電車は前々回(2002年3月)に、来た際に撮影していますが、今回はLRTタイプのMOMOチャギントン電車なども加わっているとのこともあり、またこれまで乗車はしていないので、駅前~清輝橋、東山の全区間、1日乗車券(400)で乗りました。東山線の終点、東山おかでんミュージアム駅には駅のすぐ横に博物館があるのですが、内容は幼少児向けで少し期待外れでした。

Dsc02091

今晩から2泊は津山に宿泊するので津山線で津山に向かいます。2013年に岡山に来た際に津山を訪問しており、津山線もその時以来ですが、通勤路線としての性格か強まったようで快速「ことぶき」が岡山発7本、津山発8本運行されており、停車駅も法界院、金川、福渡、弓削、亀甲、津山と少ない列車が数本あります。駅前も大きく変化し、2016年には「津山まなびの鉄道館」がオープンし、大きな観光スポットが誕生しました。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村 
鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

2019年7月30日 (火)

公園保存蒸機 D51 469号機 浜寺公園交通遊園

2016年9月の関西旅行では、滋賀県から京都交通博物館を初訪問し、2日目は千里丘での久しぶりの貨物列車撮影、大阪環状線、阪和線を見て、浜寺交通公園を訪問しました。

ここにはD51469号機と阪堺電車モ121型130号が保存されています。モ130号に関しては2018年9月7日記事で紹介済みですが、D51469号機はまだなので今回紹介いたします。

Dsc03433
2016/9/3 浜寺公園

Dsc03435
沖田祐作氏の機関車表のデータでは
1940-1-22 国鉄大宮工場 製番15
東京局配属
1940-1-16配置 大宮
1944-9-8宇都宮
1959-9-16門司
1959-9-19鳥栖
1965-10-6紀伊田辺
1966-2-21集煙装置取付(鷹取工場)
1968-3-31現在紀伊田辺
1971-8-10廃車 紀伊田辺
1971-10-18保存

1940年1月22日、大宮工場で竣工しており、配置は東京局で戦後まで宇都宮機関区に居ましたが、1959年から九州に、1965年には紀伊田辺に移り、1971年8月に廃車となています。

Dsc03438

砂管のパターンは大宮工場製の横浜の本牧市民公園に保存されている516号機と同じパターンです。逆転機リンクプレートは小穴タイプです。

Dsc03454

右側デフレクター後部の潤滑油バルブは線路方向ではなく、枕木方向に並んで露出しています。

Dsc03448

キャブの窓枠が赤く塗られているのが奇妙ですが、助手席前のランボードには潅水清浄装置が設置されています。

Dsc03447
炭水車の前照灯は欠けておらず、尾灯は埋め込み式となっています。

Dsc03434
非常によく整備されている印象を受けました。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村  鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

2019年7月28日 (日)

公園保存蒸機 D51403号機 栗東市手原稲荷公園

栗東市手原稲荷公園のD51403号機に関しては2016年9月3日の関西旅行速報版の記事、さらに2019年2月1日の草津線紹介記事で軽く触れました。しかし公園保存蒸機シリーズとしては紹介していないので今回、記事にしました。

栗東市役所に近い草津線の手原駅から歩いて3分程の場所に手原稲荷公園があります。公園に関する紹介は後日、別記事で紹介しますが、

D51-403-160902-16
2016/9/2 手原稲荷公園

公園の少し奥まった場所に屋根付きでD51403号機は保存されています。

D51-403-160902-7
機関車はフェンスに囲まれており、公開時で無いとアプローチはできません。

D51-403-160902-9
普段からよく手入れされているようで油で光っています。

D51-403-160902-5
逆転器リンクプレートは小穴タイプ、右側デフレクター後部に潤滑油バルブが露出しています。

D51-403-160902-3
砂管はこういったパターンです。

沖田祐作氏の機関車表データによる履歴は
1940-3-29 日本車輛名古屋工場 製番778
新潟局配属
1940-4-9配置 新津
1941-6-30借入 直江津
1942-2-5直江津
1944-9-18長岡
1950-3-2長野
1953-9-1重油併燃装置取付(長野工場)
1963-7-3旋回窓取付
1966-9-1(8-31?)紀伊田辺
1967-12-6奈良
1968-4-19集煙装置取替(鷹取工場)
1973-11-8廃車 奈良
1973-10-12保存

となっており、製造は日本車輌名古屋工場で、竣工は1940年3月29日です。
ドーム後部にA型重油タンクが搭載されています。これは1953年9月1日、長野工場入場で設置されたものですね。

D51-403-160902-2
助手席側ランボードには潅水清浄装置(上下幅の短いタイプ)が搭載されています。

D51-403-160902-12
炭水車の前照灯、尾灯もかけること無く装備されています。

D51-403-160902

保存機関車の紹介板がこういった立派なケースに入っているのも他ではあまり見かけません。

D51-403-160902-2_20190727104501

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村 
鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

クルーズトレイン スポーツ ディーゼル機関車 ディーゼル機関車DD13/DD15 ディーゼル機関車DD16 ディーゼル機関車DD50 ディーゼル機関車DD51 ディーゼル機関車DD54 ディーゼル機関車DE10/DE11/DE15 ディーゼル機関車DF200 ディーゼル機関車DF50 ニュース ハイブリッド機関車 ハイブリッド気動車 バス モノレール 三セク鉄道 事件・事故 事業用車 催事 地下鉄車両 大相撲 客車 客車12系 客車14系 客車20系 客車24系 客車50系 客車E26系 新交通システム 新幹線0系 新幹線電車 旅客機 旅客機 Airbus A220 旅客機 Airbus A300 旅客機 Airbus A310 旅客機 Airbus A318/A319/A320/A321 旅客機 Airbus A330 旅客機 Airbus A340 旅客機 Airbus A350 旅客機 Airbus A380 旅客機 Boeing 707 旅客機 Boeing 727 旅客機 Boeing 737 旅客機 Boeing 747 旅客機 Boeing 757 旅客機 Boeing 767 旅客機 Boeing 777 旅客機 Boeing 787 旅客機 Douglas DC-10/MD-10 旅客機 Douglas DC-8 旅客機 Douglas DC-9/MD-80 series/MD-90/Boeing 717 旅客機 Lockeed L-1011 Tristar 旅行・地域 日記・コラム・つぶやき 書籍 東京メトロ 東京都営地下鉄 民鉄:京成グループ 民鉄:京浜急行電鉄 民鉄:京王電鉄 民鉄:京阪電気鉄道 民鉄:南海電鉄 民鉄:名古屋鉄道 民鉄:大井川鐵道 民鉄:小田急電鉄 民鉄:山陽電気鉄道 民鉄:東急電鉄 民鉄:東武鉄道 民鉄:江ノ電 民鉄:相模鉄道 民鉄:西日本鉄道 民鉄:西武鉄道グループ 民鉄:近畿日本鉄道 民鉄:阪急電鉄 民鉄:阪神電気鉄道 気動車 気動車1000形 気動車2000系 気動車キハ100系 気動車キハ110系 気動車キハ11形 気動車キハ120形 気動車キハ126系 気動車キハ141形 気動車キハ150形 気動車キハ181系 気動車キハ183系 気動車キハ185系 気動車キハ187系 気動車キハ189系 気動車キハ201系 気動車キハ20系 気動車キハ25形 気動車キハ261系 気動車キハ281系 気動車キハ283系 気動車キハ32形 気動車キハ35系 気動車キハ40系 気動車キハ45系 気動車キハ56/57/58系 気動車キハ75形 気動車キハ81形 気動車キハ82形 気動車キハ85系 気動車キハE120系 気動車キハE130系 海外の鉄道 特急電車 私鉄 蒸機8620 蒸機9600 蒸機C10 蒸機C11 蒸機C12 蒸機C50 蒸機C51 蒸機C53 蒸機C55 蒸機C56 蒸機C57 蒸機C58 蒸機C59 蒸機C60 蒸機C61 蒸機C62 蒸機D50 蒸機D51 蒸機D52 蒸機D60 蒸機D62 蒸気機関車 貨物列車 路線について 路面電車 軽便鉄道 近郊形電車 通勤電車 連絡船 鉄道以外の博物館・展示施設 鉄道博物館 鉄道施設 電機ED16 電機ED60/ED61/ED62 電機ED70 電機ED71 電機ED72 電機ED73 電機ED74 電機ED75 電機ED76 電機ED77 電機ED78 電機ED79 電機ED91 電機EF10 電機EF12 電機EF13 電機EF15/EF16 電機EF18 電機EF200 電機EF210 電機EF30 電機EF510 電機EF53/EF56/EF59 電機EF55 電機EF57 電機EF58 電機EF59 電機EF60 電機EF61 電機EF62 電機EF63 電機EF64 電機EF65 電機EF66 電機EF70 電機EF71 電機EF80 電機EF81 電機EH10 電機EH200 電機EH500 電機EH800 電気機関車 電車101系 電車103系 電車105系 電車107系 電車113系 電車115系 電車117系 電車119系 電車121系 電車123系 電車125系 電車143系 電車151/161/181系 電車153系 電車155/159/167系 電車157系 電車165/169系 電車183/189系 電車185系 電車201系 電車203系 電車205系 電車207系 電車209系 電車211系 電車213系 電車215系 電車221系 電車223系 電車225系 電車227系 電車251系 電車253系 電車255系 電車281系 電車285系 電車301系 電車303系 電車305系 電車313系 電車323系 電車371系 電車373系 電車381系 電車401/403/421/423/415系 電車417系 電車419系 電車451/453/455/471/473/475/457系 電車481/483/485/489系 電車5000系 電車581/583系 電車651系 電車681系 電車683系 電車70/72系 電車7000系 電車701系 電車711系 電車713系 電車715系 電車719系 電車721系 電車731系 電車781系 電車783系 電車785系 電車789系 電車8000系 電車80系 電車811系 電車813系 電車817系 電車8600系 電車883系 電車_旧形国電 電車BEC819系 電車E127系 電車E217系 電車E231系 電車E233系 電車E235系 電車E257系 電車E259系 電車E261系 電車E351系 電車E353系 電車E501系 電車E531系 電車E653系 電車E655系 電車E657系 電車E721系 電車E751系 電車EV-E301系 電車EV-E801系 電車クモハ42 電車クモハ52

カテゴリー

2020年9月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      
フォト
無料ブログはココログ

日本ブログ村

  • 日本ブログ村