2024年2月 6日 (火)

2023年夏と2024年冬の名古屋旅行 その7 ささじまライブ駅を通過する関西本線他のDL牽引貨物列車

名古屋駅から四日市駅方面に、あるいはその逆の関西本線旅客列車は1月17日記事の写真にあるように名古屋車両区の横(地平)を通過していますが、稲沢の愛知機関区から名古屋駅、ささじまライブ駅を通過する関西本線の貨物列車は名古屋駅から1.8kmの地点にある笹島信号所で関西本線に転線し、四日市方面に向かいます。四日市方面からの列車も同地点で名古屋臨海高速鉄道の線路に転線し、稲沢方面に向かいます。2015年のダイヤ改正までは四日市と名古屋貨物ターミナルを結ぶ貨物列車はこの信号所で機関車の付け替えを行い、スイッチバックしていました。

Dd2002-2083-230728-4 2083レ 再掲となりますが、四日市駅で入換作業に就くDD200の送りこみを兼ねた2083レ
ちなみにDD200には「柵太郎」という愛称があるのですね。恐らくその形態に由来するものなのでしょう。

Df200207-2751-230728-2

2751-230728

2023/7/28 DF200-207号機が牽引する試2751レ A7仕業 名古屋貨物ターミナルから稲沢までの貨車の試運転列車

Df200205-5263-230728-3

2023/7/28 DF200-205号機が牽引する5263レ A1仕業 稲沢発塩浜行き専用貨物列車
南松本からの石油返空列車 5880レ(南松本~稲沢)を継承

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2024年1月30日 (火)

2023年夏と2024年冬の名古屋旅行 その6 ささじまライブ駅で撮影した列車 EF210+EF510 異種単機重連とその後

ささじまライブ駅では名古屋貨物ターミナル駅に発着する様々なコンテナ貨物列車を撮影することができますが、愛知機関区(稲沢)から名古屋貨物ターミナルに向かう、あるいは名古屋貨物ターミナルから愛知機関区に引き上げる機関車(単機)を撮影することも可能です。

今回の記事に登場するのは、愛知機関区を朝7:10に出発する単機重連570列車の話題です。メンバーは吹田機関区のEF210(A126仕業)と富山機関区のEF510(A19仕業)で、前者は名古屋貨物ターミナルから3092レを牽いて稲沢に向かい、機回し後、1092レとして東京ターミナルに向かいます。後者は名古屋貨物ターミナルから2087レを牽いて稲沢に向かい、稲沢にて機関車をDF200に交換後、2089レとして関西本線貨物として四日市に向かいます。

Ef210336ef51023-05-230728 Ef210336ef51023-05-230728-2 2023/7/28 ささじまライブ
EF210-336(吹)とEF510-23(富)の単機重連510レ 当駅通過は7:27でした。

Ef210336-3092-230728

2023/7/28 清洲 3092レ
名古屋貨物ターミナルから稲沢に向かう列車 9:26通過

Ef210336-1092-230728-4

2023/7/28 清洲
稲沢で機回し後、折り返して東京ターミナルに向かう1092レ 10:13通過
稲沢~名古屋間で朝3回目撃することが可能な運用です。

Ef51023-2087-230728-3

2023/7/28 清洲
名古屋貨物ターミナルから稲沢に向かう2087レ 10:14通過

Df200222-2089-230728 2023/7/28 名古屋

2087レで稲沢に到着したコンテナ列車は最後尾にDF200-222号機が連結され、スイッチバックして関西本線を四日市に向かいます。一方のEF510-23号機は稲沢で約3時間半の休憩後、札幌ターミナル発3084レ、新鶴見から3075レ、稲沢から3077レとなる列車を牽引して名古屋貨物ターミナルに向かい、折り返し3098レを牽引して稲沢に戻ります。3098レは稲沢から1098レ、新鶴見から4083レで八戸貨物へ向かいます。

富山機関区のEF510は日本海縦貫線の仕業の他、米原操車場を経由して稲沢に到着すると、A16、A17、A18、A19、A20、A21、A22、A23で米原操車場に戻るまで名古屋周辺の仕業を担当しています。

ちなみにEF510基本番台は23号機まで製造されていますが、ラストナンバーの23号機はなかなか遭遇する機会に恵まれなかったのですが、今回初めて遭遇することができました。

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2023年7月19日 (水)

2023年 北九州旅行 その22 クルーズトレイン「ななつ星 in 九州」とDF200-7000号機

JR九州は九州各地を巡る周遊型観光列車として「ななつ星 in 九州」を2013年10月15日にデビューさせました。2016年には熊本地震、2017年には九州北部豪雨、2020年には新型コロナウイルス病の流行などで再三のルート変更、運休がありましたが、今年10月で登場から10周年を迎えます。

私も同列車に関しては、2017年10月の九州旅行の際に博多駅で観察(乗車ではなく)する機会がありました(関連記事1,2,3,4,5)。

今回の北九州旅行でも、全く偶然に6月2日の早朝、小倉駅で5月30日から開始された「第2回:Lexusとのコラボツアー」(トヨタ自動車のLexusブランドとJR九州がコラボした12組24名定員、料金132万円からのツアーとのことです)に遭遇しました(詳細、関連記事はこちら、列車時刻はこちら)。

230602 2023/6/2 小倉駅 1番線 列車案内表示

6月2日の朝、小倉駅1番線(日豊本線方面)に行ってみると,5:48に団体専用列車の入線とあります、一体どんな列車がやってくるのかと待っていると

230602_20230718073301 門司方面からやってきたのは茶色い機関車が牽引する客車列車でした。

230602-3 過去に1度、博多駅で見たDF200-7000の牽引する「ななつ星 in 九州」ではありませんか。

230602-4 一体どういう運用でこんな時間帯に「ななつ星 in 九州」が小倉駅にいるのか、あのときはわかりませんでしたが、後で調べて5月30日から開始された「第2回:Lexusとのコラボツアー」と分かりました。

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2022年10月24日 (月)

2022年夏 名古屋遠征 JR貨物 DF200 200番台牽引貨物 part2 コンテナ積載コキ牽引

前回の記事に引き続き関西本線用に改造されたDF200-200番台牽引の貨物列車、今回はコンテナ貨物です。

関西本線のコンテナ貨物は
2081レ~2083レ 名古屋タ1:10-1:30稲沢5:00-6:04四日市
2085レ      稲沢8:17-冨田10:19-1026四日市
2087レ~2089レ 名古屋タ9:56―10:19稲沢10:34-12:25四日市

2080レ~2082レ 四日市12:42-冨田12:53-14:09稲沢14:52-15:13名古屋タ
2084レ~2086レ 四日市17:14-18:21稲沢18:48-18:48名古屋タ
2088レ~2090レ 四日市19:04-20:33稲沢21:27-21:47名古屋タ

といったように四日市方面の下りが名古屋タ発2本、稲沢発1本、四日市発の上りが名古屋ターミナル行3本となっています。

Df200201-2080-220802-3 2022/8/2 清洲 DF200-201号機牽引 2080レ
Df200207-220805-edit 2022/8/5 清洲 DF200-207号機牽引 列番不明

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2022年10月21日 (金)

2022年夏 名古屋遠征 JR貨物 DF200 200番台牽引貨物 part1 石油タンク車牽引

北海道で長らく活躍していたDD51形の重連解消と老朽化置き換え、貨物列車のスピードアップを目指して、1992年からJR貨物により開発、川崎重工が製造を担当した電気式VVVFインバータ制御のディーゼル機関車がDF200形です。

1992年9月に試作機DF200-901が川崎重工業で落成、冬季の耐寒耐雪を中心に各種試験が行われ、その結果を踏まえ、1994年9月から、1998年3月にかけ、量産形基本番台(1~12)が製造されました。エンジンはツインターボ・アフタークーラ付きV型12気筒ディーゼル機関(排気量46.3l)で基本番台まではドイツ・MTU社製12V396形(定格出力1,700 PS / 1,800 rpm)が採用されました。10号機には試験的に50番台で採用されたコマツ製エンジン SDA12V170-1 が搭載されましたが、後にMTU製に換装されました。1999年12月から2004年1月にかけ増備された13両はエンジンがコマツ製エンジン SDA12V170-1となり、番号も51~63と50番台に区分されました。エンジンの変更は国産のものへということと、DD51のB更新工事においてもコマツ製のエンジンに換装しており、部品の共通化による保守性の向上を主目的としたものでした。2005年から2011年にかけ登場した増備車23両はVVVFインバーターのスイッチング素子がGTOサイリスタからIGBTに変更され100番台に区分され(101~123)となりました。

関西本線で長らく活躍してきた愛知機関区のDD51形の置き換えにDF200-100番台に白羽の矢が当たり、ラストナンバーの123号機が2014年8月に鷲別機関区から川崎重工兵庫に入場、防音強化、保安装置の変更などの改造が施され、2016年7月に出場し、番号も原番号に100をプラスし、-223となりました。2017年以降、101・105・106・107・116・120・122号機も同様の改造が施され、201・205・206・207・216・220・222号機と改番され8機体制となりました。

2017年3月4日のダイヤ改正でDF200形による定期運用が設定されましたが、改正後もDD51形による代走が続き、2018年1月21日に塩浜駅まで試運転を実施、2月1日に関西本線での運用が開始されました。四日市港線での運用には末広橋梁の軸重の関係から入りませんでしたが、2018年度に数回にわたる試運転が実施され、2019年3月がら本格的に投入されました。エンジンは愛知機関区で検査・修繕されていますが全般検査は苗穂車両所が担当、電気関係は北都電機が検査を担当しています。

Df200205-8380-220803 2022/8/3 栄生 DF200-205号機 8380レ

Df200206-5282-220802 2022/8/2 清洲 DF200-206号機 5262レ

Df200206-8075-220802-2 2022/8/2 清洲 DF200-206号機 8075レ

Df200207-8075-220803 2022/8/3 栄生 DF200-207号機 8075レ
昨年度のダイヤではこの列車はDF200形の重連だったそうですが、今回のダイヤからは単機牽引になりました。

Df200207-8380-220802-3 2022/8/2 清洲 DF200-207号機 8380レ

Df200216-5263-220805 2022/8/5 清洲 DF200-216号機 5263レ

Df200222-8072-220803 2022/8/3 栄生 DF200-222号機 8072レ

関西本線DF200牽引列車、コンテナ列車が3往復、石油専用貨物列車が6往復(2往復は夜間)、炭酸カルシウム・石炭灰列車が1往復(夜間)と高頻度に設定されており、遭遇頻度はかなり高いと感じました。

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2018年1月28日 (日)

2017年10月の福岡旅行 5 鹿児島本線 博多駅の「ななつ星in九州」 その2

博多駅での「ななつ星in九州」の観察、まずは牽引機関車のDF200-7000からです。

Dsc09916 2017/10/14

JR貨物が1992年から製作している電気式ディーゼル機関車をななつ星in九州用のアレンジしたもので、北海道などで活躍中のDF200同様、川崎重工業が2013年に製造しました。

主要諸元
軸配置          Bo-Bo-Bo
軌間          1,067 mm
全長          19,600 mm
全幅          2,805 mm
全高          4,078 mm
運転整備重量     96.0 t
軸重          16.0 t
動力伝達方式     電気式
機関           V型12気筒ディーゼル機関
機関出力      1,800PS/1,800rpm × 2基
発電機           東芝製FDM301形 × 2基
主電動機     FMT100形 × 6基
主電動機出力     320 kW
駆動方式     1段歯車減速吊り掛け式
制御方式     VVVFインバータ制御
最高運転速度     100 km/h
定格出力     1,920 kW (1時間)

Dsc09885

外装は、「古代漆」を基調とした光沢のあるロイヤルワインレッド塗色で、灯火類や誘導員用手摺の形状などが「ななつ星in九州」のスタイルに合わせて改められており、車体側面と前面に金色の列車のエンブレムが取り付けられています。

Dsc09878 中央のグリルはダミーです。

連結器は自動連結器から密着自動連結器に変更されています。連結器の緩衝器がダブルアクション式の緩衝器に改められ、列車引き出し時や制動時に客車に伝わる衝撃を緩和する機構が追加されています。

正面向かって連結器の左上スカート部分に、並形自動連結器と連結するとき連結器の可動範囲を上下左右方向から左右方向に制約する切替レバーが設けてあります。

Dsc09917
排気ファンやサイレンサーなどに客車への騒音や振動を低減させる機能を強化するとともに、騒音の抑制が必要な場合にはエンジン1台の運転も行えるように改良されています。

保安装置はJR九州管内で使用されているATS-DKを搭載していますが、現在はATS-DKのうちATS-SK機能のみ使用しています。そのため設計最高速度はJR貨物所属車と同じ110km/hであるが、ATS-DK使用開始まで最高速度が100km/hに抑えられています。

2013年7月12日より単機での試運転を開始し、8月15日より『ななつ星in九州』を牽引しての試運転が開始され、10月15日に『ななつ星in九州』の営業運転が開始されました。

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2017年10月15日 (日)

速報版 福岡県を旅行中 2日目

昨年の同じ時期、幡生の下関センターの公開に参加したときは一泊もせず、往復とも夜行高速バスの超ハードスケジュールの旅でしたが、今回は2泊するので、2日目は

1 クルーズトレイン「ななつ星in九州」を撮影する。
2 筑豊本線に導入されたデンチヤを記録する。
3 九州北部に保存されている車両に会いにゆく
をテーマにしました。

まず、クルーズトレイン「ななつ星in九州」ですが、JR九州のWEBサイトを調べるとその紹介のページに運行日、運行時刻が載っています。8月26日から、12月23日まで、そして来年1月6日から2月24日まで土日は1泊2日コースで長崎方面に向かい、9:58に博多を出発のスケジュールです。

Dsc09882
出発の約30分前に博多駅に到着すると既に発車予定の5番線ホームには光沢マルーン塗装に包まれたDF200-700077系7000番台客車7両、さらには黒色塗装のDE10 1753号機が待っていました。

Dsc09894
配置は機関車・客車とも大分車両センターですが、博多出発の際は竹下から牽引されてくるために先頭には黒塗りのDE10 1753号機が牽引役を務め、既に切り離されていました。
各車両の写真も収めました。

Img_5873
Img_5886 2017/10/14 博多

定刻に汽笛一声を発してマルーンの列車が静々と出発して行きました。

Dsc09789 黒崎の桃園公園のD51244号機

Dsc09826 2017/10/14 黒崎 3009

黒崎では直方に至る筑豊電気鉄道が経営する路線でかつて西鉄北九州線との相互乗り入れも行っていたため、今でも路面電車スタイルの車両が走っています。

Dsc00093 筑前垣生のC11260号機

まるで全検を終えて出場してきた機関車のようにピカピカだったC11260号機
蒸機ドームは丸く、砂箱は角型の変形機、デフレクターは門鉄タイプ。

Dsc00165 遠賀川総合運動公園の78626号機
前照灯の欠落とナンバープレートがレプリカなのが残念

Dsc00116 遠賀川が日本海に注ぐ河口の街 芦屋高浜公園に保存されているD60 61号機
こちらも門鉄デフレクターが似合っています。

Dsc00046 直方市石炭記念館

直方駅から南方へ線路に沿って小高い丘の上に建つかつての石炭産業関係者が会議を持った建物を利用しており、筑豊の石炭採掘、若松までの輸送、八幡官営製鉄の歴史の勉強ができます。保存機は見えているコッペル32号機、そしてC11131号機が保存されており、石炭輸送用貨物車も保存されています。

Dsc00045 2017/10/14 直方 400形 404

手前の線路には筑豊本線、福北ゆたか線、平成筑豊鉄道が走っています。

そして「デンチャ」の話題です

Dsc00061 2017/10/14 直方 充電中?

正式にはBEC819系で近郊形交流用蓄電池駆動電車。「"D"UAL "EN"ERGY "CHA"RGE TRAIN」の頭文字をとった「DENCHA」の愛称が与えられています。烏山線のEV-E301系(DC版)に続き、交流版で初めて蓄電池走行を可能にした車両で、男鹿線のEV-E801系はこの車両で得られた技術をベースにしています。折尾から先の筑豊本線若松までは無架線区間をパンタを下げて走行します。

Dsc09761
折尾駅に停車中のBEC819系と817系、上方の架線はここで終わっています。
BEC819系は若松まで直通可能です。

最後は遠賀川駅です、ここはかつて日本陸軍芦屋飛行場を接収した進駐軍が建築資材、燃料、ジープ、トラックなどを輸送するために専用線を建設し、芦屋線と呼ばれました。米軍基地の返還とともに1961年に廃止されました。また石炭全盛時代、沿線の中小炭鉱から掘り出される石炭輸送のために室木線がありましたが、1985年バスに置き換えられ廃止されました。

Dsc00157 2017/10/14 改札口等はすべて閉鎖された遠賀川駅舎

そういった歴史のある遠賀川駅ですが今年8月30日、駅構内のたい焼き店付近から出火し、駅舎が全焼しました。

Dsc00183 海老津よりに設置された臨時改札口

(10月15日にアップしたものに10月16日に写真を添え、アップデイトしました。)

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2015年12月28日 (月)

速報版 2015冬の旅行 青森・函館の旅 2日目 函館貨物 (五稜郭) 駅 その2 DF200-901

昨日に引き続き、五稜郭・函館貨物駅の様子です。

本州から青函トンネルを抜けた来た貨物列車がどのように五稜郭機関区のDF200に引き継がれるか、機関区の方を望遠レンズで眺めていたら、

Df200901_151222
14時23分 五稜郭機関区脇の待機線に現れた機関車、通常のDF200とは少し違う塗り分け、特徴的な□のライトです。
もしかしてDF200-901、試作機かと思い、見守っていると

Df200901_151222_2 まさに DF200-901号機でした。

DF200-901号機と言えば
以前からエンジンを外されて休車状態とか、廃車されたとか、あまり良くない噂を耳にしていた機関車でした。

ネットで検索してみると
2005/8/7    休車になる前の様子
2011/2/3    休車に関する質問
2012/3/25 始動開始!? 廃車!?
2012/4/25 苗穂工場出場
2012/8/11  復活したDF200-901の本線運用
2012/8/15? 休車から復活後の本線走行 フォト蔵
2014/1/22 目撃情報の殆どない機関車
2014/7/15  DF200-901に復活の兆し
2014/8/28 鷲別機関区の様子
2015/3/1  五稜郭機関区での様子

などが出て来ます。貨物チャンネルなどでも運用に入っている情報は全く見ない機関車でした。
Df200901_151222_2_2
それがまったくふらっと訪れた五稜郭で目の前に現れたのには驚きました。
Df200901_151222_3
出て来て何をするのかと見ていると、数本先の線路に停まっていたコキに連結され、

Df200901_151222_2_3 14時39分、コキを数両牽引して有川操車場の方に向かいました。

DF200の運用番号A261 14:22-17:40 の五稜郭入れ換え4を担当している様です。

Df200901_151222_3_2 15時45分 数両のコンテナ貨物を牽引して戻って来ました。

Df200901_116_151222_3 DF200-901が牽引してきた貨物は116号機に引き継がれたようです。

量産機と並ぶと塗り分け、ライト、屋根上の状態の違いが分かります。

こうやってDF200-901の姿を記録できたことは今回の旅行での最大の収穫だったように思います。

ホテルに到着後ネットをサーチすると同じ運用で2015年8月24日、函館貨物で入れ換えをする姿がYoutubeにありました。

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2015年12月27日 (日)

速報版 2015冬の旅行 青森・函館の旅 2日目 函館貨物 (五稜郭) 駅 その1 貨物列車の継走

2015年12月22日木古内駅から、函館駅までバスに乗車した後、函館駅から再びJR函館本線で五稜郭駅に向かいました。

151222 下りホームから上りホームの長万部方向を見る 2015/12/22

五稜郭駅の構造は2面4線(3番線から6番線)ですが、上り線ホームの札幌よりが少し延伸されたようです。

2011年3月12日のダイヤ改正で函館貨物駅となった五稜郭駅の最大の魅力は津軽海峡線と函館本線の本州・北海道の貨物列車の機関車交換の様子を間近で見ることが出来ることです。

前回来た2003年9月の時点では青函側の担当はED79重連と新鋭EH500、北海道側はDD51と新鋭DF200でしたが、今回はED79、DD51の姿は無く、EH500とDF200が主力となっており、EH500も来年3月で撤退し、EH800に一本化されることになります。

3065列車の機関車継走

Eh50080_151222 13時17分 EH500-80牽引 3065レ 五稜郭到着

Df2002_3065_151222 機関区からDF200-2 がやって来て列車の最後部に連結され、

Df2002_3065_151222_2 13時48分 旅客列車の遅れでこちらも少し遅れて逆方向に発車して行きます。

Eh50080_151222_2 A113運用で昨夜21時5分に新鶴見信号所から3065列車を牽引して来たEH500-80号機はここで運用を終了し、五稜郭機関区に引き上げます。

8056列車 継走風景

Df200110_151222 13時43分 DF200-110牽引 8056列車 五稜郭到着

Eh50025_8056_151222 14時 EH500-25号機が継走して出発

Df200110_151222_2
DF200-110号機は五稜郭機関区に引き上げ

3084列車 継走風景

Df200114_3084_151222 14時13分 DF200-114牽引 3084列車 到着

Eh50016_3084_151222 今朝、蟹田で見た16号機が3084列車を継走

Eh50016_3084_151222_2 14時34分 こちらも8分遅れで3084列車出発 

Df200114_151222 DF200-114号機 引き上げ

3051列車 継走風景

Eh50022_3051_151222 14時57分 EH500-22号機牽引で3051列車 所定より14分遅れて到着

Df2009_151222 上の写真で既に機関区脇に待機していたDF200-9が接近

Df2009_3051_151222 15時7分 所定より8分遅れで3051列車出発

Eh50022_151222 EH500-22 は引き上げ

この後、列番不明の列車
EH500-41で 15時32分着、DF200-52で15時42分発 という継走もありました。

Eh80012_99_151222 最後に今朝、蟹田で見たEH800-12が99列車を牽引して戻って来ました。

次回の記事で記述しますが、一連の継走の合間に機関区から出区してきたDF200試作901号機による引き込み線入れ換え作業がありました。

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2013年4月29日 (月)

1974,1975 北海道へ 7 DF200形 その3

DF200 第3回は100番台です。

2005年以降、製作された番台区分で2011年度を持って増備は完了したそうです。ただ56号機が事故廃車になっていますので、追加増備があるかも知れません。

内容的な変更点はVVVFインバータのスイッチング素子をGTOサイリスタからIGBTに変更したことです。外観の変更はなく、スカートは灰色、JRFロゴは白色です。

GTO素子からIGBTに変更となって番台区分が変わった例として他の機関車で思い浮かぶのはEF210の基本番台と100番台がありますが、EF210の場合、基本番台は1C2M方式から1C1M方式への転換も同時に行われいるのに対して、DF200の場合は最初から1C1M方式です。

新製開始以来、全機がJR貨物鷲別機関区に配置されています。番台による区別なく、全機とも共通に運用されています。投入当初は札幌貨物ターミナル駅 - 五稜郭駅・帯広貨物駅間の運用に充当されていましたが、増備が進行した現在では根室本線の釧路貨物駅(新富士)・宗谷本線の北旭川駅まで運用を拡大し、DD51形を徐々に淘汰しつつあります。

製作実績は試作機、基本番台12両、50番台13両に続いて100番台は101~123の23両製作されました。

JR九州が、2013年10月より運行開始する予定の、豪華寝台列車(クルーズトレイン)『ななつ星in九州』牽引機として、九州仕様に改めたDF200が川崎重工業にて製造される予定だそうです。

Df200102_080320
102号機牽引のコンテナ貨物列車が新札幌に進入 2008/3/20

Df200104_080321_2
上野幌を通過する104号機牽引下りコンテナ貨物列車 2008/3/21

Df200106_080322_2

106号機牽引の上りコンテナ貨物列車が上野幌を通過 2008/3/22

Df200110_100626_2
110号機牽引の短編成コンテナ貨物 2010/6/26 南千歳

以上で、これまでに撮影しているDF200の写真は全てです。また北海道に出かける機会があったら撮影したく思います。と同時に北海道シリーズもこれにて終わりと致します。

続いてのシリーズは、1975年新潟シリーズ、1977年身延線の旅、1980年代九州旅行シリーズ、1980年代能代、北奥羽の旅シリーズ等を考えています。

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