Frankfurt am Main Airportでのspotting 7 ASA DC-8-63
1989年5月、冷戦時代の西ドイツ、フランクフルト空港でのスポッティング、前回までは当時、旅客機としてはかなりマイナーとなっていたBoeing707の写真を紹介して参りました。
今回は同じ世代の4発機として707のライバル機だったDouglas DC-8の写真を紹介しようと思います。
1989/5/6 HB-IBF cn 46141 ln 533 DC-8-63
航空会社はAfrican Safari Airwaysです。1967年にケニアのモンバサのMoi International空港を拠点にチャーターフライトを運航してきましたが、2009年に運航を停止しました。
IATA code A2
ICAO code QSC
Callsign Zebra でした。
アフリカンサファリグループの子会社として創業し、ヨーロッパの主要ハブ空港、ロンドン、フランクフルト、ミュンヒェン、バーゼル、ミラノ、ローマ、マドリッド、ウィーン、パリからエジプト、ケニアにチャーター便を運航しました。当初の使用機材はBristol Britannniaで1972年に廃棄になるまで飛びました。
続いて1976年8月にKLMからDouglas DC-8-53を購入し、1982年11月に売却されるまで使用されました。この後、機材はDC-8-63へと更新されたものと思われますが、1999年ケニア国内線を運航する航空会社や2隻のクルーズ船、10のホテル、5のロッジを運営するグループ会社が経営危機に陥りました。
2001年、再び利益が出るようになり、老朽化したDouglas DC-10はAirbus A310に置き換えられ、2008年、ケニアの選挙後に発生した暴動などにより、経営が再び悪化し、会社名をAfrica Safari Airに変更しましたが2009年運航停止に至りました。
DC-8 super60 seriesはJALなどでも運航していましたが、胴体をストレッチしたタイプが-61, エンジンを航続距離の長いタイプに変更したのが-62, その両方を行ったのが-63でした。
その後、エンジンを換装した-73などがアメリカなどではよく見られましたが、フランクフルトで見かけたのは,細いエンジンの-63でした。
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