2018年晩夏 長野県内の保存蒸機を見て歩く旅 18 松本地区で活躍中のE127系100番台
昨日の211系に続き、今回は松本地区で活躍するE127系100番台の紹介です。 2009/12/31 長野 A4編成
急行列車等の運用から外れた165系・169系によって運用されていた普通列車の運用を置き換えるため、1995年から新潟地区に基本番台(V1~V13編成)が投入され、松本地区には1998年12月8日から100番台(A1~A12編成)が投入されました。東北地区に投入された701系の直流版ともいえる系列です。製造は川崎重工業、東急車輛製造、東日本旅客鉄道土崎工場が担当しました。 2018/8/31 塩尻 A8編成
前面形状などは701系とそっくりで0番台とは大きく変化しました。パンタグラフはシングルアーム式PS34となり、行先表示器も幕式からLED式となりました。車内は東側がロングシート、西側(北アルプスなどが見える方)はクロスシートのセミクロスシートとなりました。
主要諸元
最高運転速度 110 km/h
起動加速度 2.0km/h/s
減速度(常用) 3.6km/h/s
編成定員 0番台2両:275名 100番台2両:271名
編成重量 2両:62.0 t
全長 20,000 mm
全幅 2,800 mm
全高 4,090 mm
車体 ステンレス
主電動機 かご形三相誘導電動機 MT71形
主電動機出力 120kW × 4
駆動方式 TD平行カルダン駆動方式
歯車比 7.07
編成出力 480 kW
制御方式 VVVFインバータ制御
逆導通GTOサイリスタ素子(製造時)IGBT素子(機器更新後)
制御装置 SC51形(1C2M2群制御)→SC102A形
制動装置 回生・発電併用電気指令式空気ブレーキ 抑速ブレーキ
保安装置 ATS-P(えちごトキめき鉄道所属車を除く)ATS-Ps
運用は大糸線(松本~南小谷)、信越本線(長野~篠ノ井)、篠ノ井線、中央本線(塩尻~小淵沢、塩尻~辰野~岡谷)です。
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