木更津駅で遭遇したもう一つの「E13*」形式
昨日の記事では2021年春のダイヤ改正でデビューしたE131系を紹介しましたが、木更津駅ではもう一つのE130番台を見ることができます。
それは2012年12月1日から営業運転を開始した久留里線用キハE130形100番台です。
2021/3/22 木更津派出 木更津駅のホームから キハE130-101
キハE130-107
キハE130-109
キハE130-106
配置は木更津駅横の幕張車両センター木更津派出で新潟トランシス製の101~110の10両が投入されています。
同形式番台に関しては2014年1月2日に久留里線を訪問した際に乗車、撮影しており、郡山車両センター公開イベントでも撮影はしていますがBlog記事として木更津派出を含めて紹介していなかったので今回、記事にまとめました。
幕張車両センター木更津派出は国鉄時代は千葉機関区木更津支区、千葉の鉄道が気動車王国と言われた時代は千葉気動車区木更津支区でしたが、1975年3月10日の総武本線、成田線、鹿島線の電化完成で久留里線以外の線区が電化されると木更津支区は佐倉機関区に移管となりました。1987年4月1日の国鉄分割民営化でJR東日本に承継され、幕張電車区木更津支区に、2004年の組織名改称で千葉運転区木更津支区、2007年3月18日からは館山運転区も併合し、木更津運輸区が発足し、運転部門は木更津運輸区、検修部門が幕張車両センター木更津派出となりました。
2012/2/11 木更津 DE10 1752号機
過去にはキハ30形、キハ37形、キハ38形が配置され、千葉支社管内で工臨が運転される際のために高崎車両センター高崎支所配置のDE10形が常駐しています。3月22日も内房線でDE10の単機運転に遭遇しました。
2012/2/11 木更津 C61 20 号機 千葉機関区の区名札と 運用行路が刺してあります
また千葉支所管内でSL等牽引の臨時列車が運転される際には同派出に留置されることが多くあります。2012年2月に内房線100周年号としてC6120号機が運転された際には同派出が基地となっていました。
キハE130系は2007年1月19日、水郡線にそれまで活躍していたキハ110系の置き換えを目的に投入され、その後、100番台が久留里線、2017年12月2日からは500番台が八戸線に投入されました。0番台や500番台は両運転台、片運転台のキハE130、E131+E132形式でトイレ付(E131)、セミクロスシートであるのに対し、100番台は両運転台、ロングシート、トイレ無しのキハE130形のみとなっています。
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