2019年5月18日 (土)

相鉄乗り入れで増備されたE233系7000番台

2019年11月30日、相鉄線西谷駅と東海道貨物線横浜羽沢駅付近に連絡線が開業、JRと相鉄の相互乗り入れが開始され、JR側は埼京線のE233系7000系が大崎から品鶴線~東海道貨物線を経由し、相鉄線内に、これまで首都圏の私鉄で東京に乗り入れていなかった相鉄が東海道貨物、品鶴、埼京線に乗り入れ、新宿、池袋方面に直通するとのことです(詳しくはこちらに)。


E2337000-132-190513-2

2019/5/13 武蔵浦和 今年になって登場した132編成

E2337000-132-190513-4


E233系7000番台は2013年4月から12月にかけて101~121編成がJR東日本新津車両製作所、現J-TREC 総合車両製作所新津事業所、122~131編成が総合車両製作所横浜事業所で落成し、川越車両センターに配置されました。今回の営業区間拡大に伴い、約5年ぶりに132~138編成まで増備されるそうですが、132編成2019年1月29日133編成2月5日134編成3月19日135編成4月18日136編成5月14日と1ヶ月に1編成のペースで竣工、出場しています。


E2337000-132-190513-8
運用への投入は132編成は確認されていますが、それ以外の編成は埼京線内の収容能力を超えているのか、国府津や高崎に疎開しているそうです。


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2019年4月20日 (土)

中央線開業130年 記念ラッピング E233系 T24編成

今年は1889年4月11日に甲武鉄道により新宿~立川間、8月11日に立川~八王子間が開業し、130年とのことでJR東日本八王子支社は「中央線開業130周年キャンペーン」を実施しています。

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2019/4/19 中野駅 ポスター

こういったキャンペーンで最近、必ず登場するのがラッピング編成で、中央快速線のE233系T24編成201系を彷彿させるオレンジ・バーミリオンのラッピングで4月8日、月曜日から8月31日、土曜日までの間運行されることとなりました。両先頭車にはHMも装着されています。

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2019/4/15 市ヶ谷

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2019/4/19 神田

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2019/4/19 神田

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側扉横のHMと同じ図柄のマーク

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2019/4/19 中野

ちなみに路線開業と同時に開業した中野駅なども開業130周年を迎え、ポスターが掲示されていました。

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2018年8月25日 (土)

EF81 139 牽引カシオペア紀行を撮影

この夏から秋にかけてJR東日本、クラブツーリズムでは2016年3月に定期運行を終えたE26系「カシオペア」客車による「カシオペア紀行」と題したツアー列車を多く運行しています。

先週金曜日、8月17日にも青森・湯沢方面のツアー列車が運行されました。ダイヤは16:20、上野13番地平ホーム発で、定期運行時と同じですが、今回は東十条で狙うことにしました。

1時間前に現地に到着するとすでに多くの3脚が並べられており、知らない人が見たら一体何が来るのかといった感じでした。

夏休み期間中で、好天と言うこともあり、かなりの愛好家が繰り出したという感じでした。

Img_9653 2018/8/17 東十条 E233系3000番台 U627編成 1571E

Img_9688 2018/8/17 東十条 E233系3000番台 U220編成 1570E

沿線にならぶカメラマンの多さに通過する列車の乗務員の方々も「一体、なんだあれは!」といった反応が見えました。

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Img_9676 2018/8/17 東十条 E655系

通過の約30分前には山手貨物線を池袋方向にE655系が通過して行きました。

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Img_9709
Img_9713 2018/8/17  東十条

牽引機は2017年3月に秋田から田端に転属したEF81 139 でした。青森所属時代には「あけぼの」を牽引して上野まで来ていた機関車で双頭連結器装備ですが、カシオペア紀行で撮影するのは昨年7月の赤羽以来でした。

Ef81_139_090127 2009/1/27 鶯谷 EF81 139 「あけぼの」

Ef81_139_170722 2017/7/22 赤羽 EF81 139 「カシオペア紀行」

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2018年6月20日 (水)

2018年6月17日、品川駅の線路切り替え工事 その1 現在の様子

2018年6月17日、品川駅での線路切り替え工事の関係で京浜東北線や上野・東京ラインは上野~品川間で午前中運休となりました。

180520 2018/5/20

品川駅5番線ホームに掲示されていたポスター

180618_2 2018/6/17

6月17日の午前中、線路切り替え工事の案内

これは品川~田町間にあった品川運転所、田町電車区、東京機関区、品川客車区などの施設が無くなり、跡地の再開発として、同駅間に新駅が開業するための工事の一環でもあります。

仮称「品川新駅」は品川開発プロジェクト「グローバルゲートウェイ品川」の中核施設として位置づけられ、山手線と京浜東北線が停車する駅となり、田町駅から1.3km、品川駅から0.9kmの地点に建設され、着工は2017年2月10日2020年春に暫定開業、2024年度に本格開業の予定だそうです。山手線の新駅としては1971年の西日暮里駅以来、京浜東北線の新駅としては2000年のさいたま新都心駅以来となります。

6月17日の午後、品川駅を訪れ、線路切り替え後の様子を観察しました。

180617 2018/6/17 田町側の線路
左側の線路が切り替え前の田町から品川に至る京浜東北線の線路(4番線ホームへ)、右側が新しく切り替わった線路(5番線ホームへ)

E2331000_102_090913_2 2009/9/13 4番線を発車するE233系1000 102編成 南方面行き

Ef66_49_040530 2004/5/30 5番線に進入するEF6649牽引「あさかぜ」
かつて5番線は東海道本線上り線が使用しており、京浜東北の南行きによる被りを気にしながら上京してくる寝台特急を狙ったこともありました。

180617_2 2018/6/17 大井町側の線路

奥の4番線からの線路が切断され、5番線からの線路が繋がっています。

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6_180617 2018/6/17
東海道本線上り、上野東京ラインは6番線を使うことになりました。

明日は昔の品川駅の風景です。

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2017年10月13日 (金)

JR東日本の10月ダイヤ改正 常磐線関係

2017年10月14日にJR東日本はダイヤ改正を実施し、上野~東京ラインを通じて品川に乗り入れる常磐線関係の列車本数が大幅に増えます。

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2017/10/12 荒川沖 ダイヤ改正のポスター

1600x440 図1 常磐線荒川沖駅上り発車時刻表 

2017年10月14日ダイヤ改正前後で本数と時刻はさほど変化がないものの品川行列車が増えていることが分かります。

具体的には荒川沖駅発の上り時刻表ベースでいうと、図1に示したように平日7:59発から15時台までだった品川行が、初電から21時台まで、ほぼ1本おきに続くことになります。
本数でいうと上り改正前、土浦~品川は17本、上野までは51本だったのが、改正後は品川まで35本、上野まで33本になります。一方、下りも改正前の品川発は17本、上野発51本だったのが、改正後は品川発31本、上野発31本となります。

E531_k412_170930 2017/9/30 田町
基本編成(K412)のみの10連で品川に向かう1182M

これまでは品川乗り入れの列車に10両編成の列車がありましたが、改正以降、土浦~品川間は全て15両編成になります。

            普通車 グリーン車  合計

定員 10両編成  1124人 180人    1304人
    15両編成  1804人 180人    1984人

E657系特急に関しても改正前の品川行は上下22本が、改正後は下り29本、上り31本となります。

E531_k425_170930 2017/9/30 田町
既に運用に入っているこの夏に新製されたK425編成

車両の方はE531系基本編成、K424,K425,K426編成3本がこの夏に増備されました。付属編成の方は3000番台が昨年度末までにK555, K556, K557編成の3本増備されています。

E531系は2005年3月に最初のロットが投入され、2007年3月までにグリーン車の組み込み、普通車の新製が完了しました。さらに2010年から2016年までに基本編成K423、付属編成K467~K475、さらに耐寒装備を充実させた3000番台K551~K554編成が増備されました。

そして今回の改正用に基本編成K424~K426が増備されました。グリーン車2両ユニットは総合車両製作所横浜事業所で製造され(2017年6月21日出場)、新津に回送後、

K424 2017年8月1日
K425 2017年8月15日
K426 2017年8月28日 

出場の8両編成に組み込まれました。

一方、3000番台付属編成は

K555 2017年3月6日
K556 2017年3月14日
K557 2017年3月28日 

に製造され、K551~K554は横浜でしたが、こちらは新津を出場しています。
最初のロットが登場して13年以上もほぼ同じスタイルで製造される系列もJRでは初めてではないかと思われます。

今回の改正では上野東京ラインを走る高崎、東北、東海道系のE231系1000番台、E233系3000番台の従来10両編成で運転されていた列車が15両編成化されるため、小山車両センター、国府津車両センター配置のE233系3000番台の増備も行われました。

E2333000_e74_170930 2017/9/30 田町
こちらも既に運用に入っている国府津車両センター配置のE-74編成

国府津センタ―配置の5両付属編成
E-73 2017年5月18日
E-74 2017年5月30日 2本とも横浜事業所

こちらもE233系3000番台が登場したときは湘南新宿ラインには入線せず、E231系との混結もありませんでしたが、2015年3月の改正からはE231+E233の混結編成が走り始め、湘南新宿ラインにE233系も入線するようになり、さらに最近はコツ(国府津)とヤマ(小山)の混結編成も見られます。

また、以前から言われていた黒磯の交直流地上切り替え施設の撤去、黒磯~新白河、新白河~郡山での折り返し運転方式の導入により、黒磯~新白河間ではE531系3000番台付属編成、キハ110系気動車が運転されるとのことです。

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2017年8月29日 (火)

東京総合車両センター「夏休みフェア」 その1 車両展示

2017年8月26日土曜日は2年ぶりに東京総合車両センターの公開「夏休みフェア」に行って参りました。このイベント参加は2005年、2015年、2017年と3回目です。

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今回は分割民営化30周年と言うことで、車両展示が事前から騒がれていました。

Dsc07873 2017/8/26 東京総合車両センター クモヤ143-8とクモハ12052

Dsc07859 表示の設定がクモヤ143-8に合わせてありました。

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幡生車両所のクモハ42001と並び、貴重な旧形国電

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EF81 81号機 お召し機スタイルとEF65 1115 出雲HM付き

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車両展示では電車が並べられることが多い、東京総合車両センターの車両展示で電機が2両並べられるのは30周年ならではなんでしょう。

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試乗編成はE217系Y-106編成でした。

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E233系2000番台 マト17編成
普段スカートの付きの先頭車両を見慣れているとスカートなしの姿は違和感があります。

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E233系基本番台 T21編成

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E231系 基本番台 B42編成 こちらも普段、あまり目にしない種別、行き先が表示されていました。

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華やかな車両展示の裏手に京浜東北のE233系1000番台の姿が見えたので、もしやと思い番号を拡大してみると、2014年2月23日午前1時頃、回送電車として川崎付近を走行中、線路上に停車していた軌陸車と衝突し、横転大破した当時ウラ177編成の廃車となったクハE233-1077, サハE233-1277以外の車両でした(関連記事)。

明日の記事では東京総合車両センターで改修中の山手線から中央総武線向けにコンバートされるE231系500番台と既に活躍中のA500編成の様子を報告します。

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2017年6月13日 (火)

南武線E233系8500番台 N36編成 他

南武線は1989年3月11日のダイヤ改正から、205系新車6両編成16本が投入され、うち1本(ナハ7編成)は1993年2月に三鷹区に転出しました。また209系2本が1993年4月1日(ナハ1編成)と1997年3月22日(ナハ32編成)が投入され、2004年12月までに山手線からの205系の転入で103系が一掃されました。

205_2_060520_2 2006/5/20 尻手 南武線205系トップ編成ナハ2

209_01_030321 2006/4/22 府中本町 209系ナハ1編成

京浜東北線にE233系1000番台が投入されるに当たり、209系0番台2200番台に改造され、南武線にナハ52、53,54編成として投入されました。ナハ1編成は2200番台投入に伴い2009年9月10日に長野車両センターに廃車回送されました。ナハ1編成の廃車はドアエンジンが空気式と電気式の車両の混在を避けるのが目的だったそうです。

2092200_52_100613 2010/6/13 鹿島田 209系2200番台ナハ52編成

2051200_48_060211 2006/4/22 尻手 205系1200番台 ナハ48編成

ナハ52編成はナハ1編成の代替として、ナハ53編成は仙石線に転出した205系1200番台1編成(ナハ48編成)の補充用、ナハ54編成は武蔵小杉駅開業に伴う、増発用でした。

205m51_160527 2016/5/27 府中本町 武蔵野線205系 M51編成

205系は2014年10月4日からのE233系8000番台6連35編成の投入で16両が武蔵野線増発用(M51, M52編成)として転出、120両はインドネシアへ譲渡され、残りは廃車となりました。

2092200_53_100919_4 2011/9/25 尻手 209系2200番台 ナハ53編成

209系に関してはナハ32編成は2015年3月3日に長野へ配給、ナハ52編成は2015年2月17日、ナハ54編成は2015年2月3日に長野配給、ナハ53編成は「自転車の旅」をテーマにした房総地区転用のため、2017年6月7日に大宮に入場しました。

E2338000_n1_150214_2 2015/2/14 川崎 E233系8000番台 N1編成

E233_670_120817 2012/8/17 拝島 E233系青670編成

E2338000_n36_170610 2017/6/10 府中本町 E233系8500番台 N36編成

このナハ53編成の補充用としてE233系0番台、青670編成から改造されて南武線に転用となったのがN36編成です。

N36編成は大宮総合車両センターに入場し、N1から8000番台に合わせた改造が施されましたが、0番台青670編成時代の特徴が多く残されています。

・青梅線、五日市線内で使用された旅客扉の半自動ドアスイッチが撤去されていないこと
・車番は
    1号車  2号車   3号車   4号車    5号車   6号車
  クハE233 モハE233 モハE233 モハE233 モハE233 クハE233
     -70         -70          -70          -270         -270        -528
から -8570     -8570       -8570       -8770       -8770       -8528

となりましたが、 

E2338000_n36_170610_21 この写真のように元番号が読み取れます。

・8000番台は運用番号(***F)が編成番号の下に表示されますが、8500番台ではその機能がありません。

車内に関しては乗車していないので分かりませんが、他のサイトの情報では扉上のディスプレイが8000番台同様2枚方式になっているそうです。

E233_h59_170505 2017/5/5 三鷹 E233系H59編成

一方、2015年3月のダイヤ改正で青梅線運用の削減から青459,659編成が中央快速線H59編成に転用されました。こちらも載せておきます。

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2016年6月28日 (火)

東京総合車両センター公開 その3 首都圏直流電車の主電動機 part11 MT75

2015年8月22日の東京総合車両センター公開での直流電車の主電動機展示に沿ったこのシリーズ、今回は MT75形主電動機です。

Mt75_150822 2015/8/22

JR東日本の最新のといってもMT79形装備のE235系が走っているので最新より一つ前になりましたが、E233系E259系に搭載されたモータです。

出力はE231系などに搭載されたMT73形の95kWから140kWに大幅に増強されており、最高回転数は5800から5818rpmに上げられています。重量は560kgとなっています。

メンテナンスフリー化が推し進められており、軸受け構造は240万km走行まで非分解可能となっています。さらに騒音もMT73に比べて2dB低減されています。

E233_t1_061217 2006/12/17 三鷹
デビューしたてで試運転中のE233系T1編成

E2331000_101_090201_3 2009/2/1 さいたま新都心
京浜東北線用のE233系1000番台101編成 

E2332000_1_130707 2013/7/7 柏
地下鉄千代田線乗り入れ用のE233系2000番台1編成 

E2333000_e01_130427_4 2013/4/27 鶴見
上野東京ライン、湘南新宿ラインを介して東海道、東北、高崎線を走る国府津区、小山区のE233系3000番台 写真は国府津区のE1編成

E2335000_501150830 2015/8/30 海浜幕張
4000番台は飛ばして、京葉線用は5000番台に 501編成 (10両貫通タイプ) 6+4両タイプは550番台 6連 F50番台 4連

E2336000_h017_150830 2015/8/30 八王子
横浜線用は6000番台 8両編成

E2337000_101141025 2014/10/25 高田馬場
埼京線用は7000番台 10両編成

E2338000_n1_150822 2015/8/22 東京総合車両センター公開
最後に登場した南武線用は8000番台 N1編成

まさに今の首都圏の多くの線区をカバーしているのがMT75モータ搭載のE233系各番台となっています。

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2015年12月 1日 (火)

豊田車両センターまつり その1 E233系 0番台

2015年11月7日の豊田車両センターまつり、これから展示車両に関して系列ごとに記事にして行こうと思いますが、

展示車両(2015/11/7)

E233系 H48編成、青664編成、H53編成、T11編成、T39編成、青661編成、青662編成、青463編成、T20編成
E231系 A520編成
189系 M52編成、N102編成
211系 N323編成、N603編成
651系 K105編成

庫内
E233系 T26編成 T34編成 H56編成、青467編成
クハ201-1

のうちで、E231系A520編成2015/1/25の記事にしており、189系M52編成2014/12/7  や2015/6/21の記事で登場しており、N102編成2013/5/19の記事で登場しており、中央線の211系2015/2/19の記事などで触れております。

ということで今回は現在の中央快速線の主力であるE233系0番台について触れてみようと思います。

E233_467_151107 青梅線開業120周年のHMを付けて展示されていたE233系 青467編成 2015/11/7

E233系はE231系の改良・発展系列として、E231系によって置き換えられなかった通勤型車両の201系、203系、205系、209系、近郊形車両の211系の置き換え用として製造されてきました。製造メーカーは東急車輛製造 (2012年4月より、総合車両製作所横浜事業所)、川崎重工業、新津車両製作所(2014年4月より、総合車両製作所新津事業所)です。

製造に当たっては、車両の信頼性の向上、サービスの向上で、故障に強く、人に優しく、情報案内や性能を向上させ、車体強度を向上させることなどを基本コンセプトに据えています。

E231系やE531系の軽量ステンレス製車体を踏襲し、2005年の福知山線脱線事故の教訓から側面衝突時における安全対策も強化されました。
その一環として、台枠の側梁部材をそれまでの2種類の部材から厚みのある部材に統一し、側構体では戸袋部分の強度向上のため出入り口部材を厚みのあるものとし、補強板を追加しました。屋根構体でも屋根垂木材の板厚を増加させ、垂木部材の本数を増やしました。従来はバラバラであった骨組み部材の位置を直方体にくみ上げた後、一致するように配置し、車体の骨組みがリング状になるようにしました。その結果、E231系に較べて、静止強度が側面で約10%、台枠及び屋根で約30%上昇しました。

前頭部は踏切事故における安全対策から、衝撃吸収構造を通勤タイプにも取り入れ、乗務員室扉付近は意図的に壊れやすくしたクラッシャブルゾーンとして、衝撃エネルギーを吸収するようにしています。一方で運転士着席位置や客室部はサバイバルゾーンとして強固な構造にしています。先頭車後位の連結器も衝撃吸収緩衝器付き半永久固定連結器として、後位側の車両への衝撃の伝達を軽減しています。

前照灯はHID灯(キセノンガス、水銀、ヨウ化金属などを封入したバルブ内の電極間の放電で発光)とし、輝度の上昇、消費電力の減少、長寿命化に貢献しています。車外スピーカーも設置され、乗降時のアナウンスや発車メロディーが流されます。行き先表示器も初めてフルカラーLED方式になりました。

E233_tims_151107 TIMSの箱

走行系の機器類は故障や事故に備えて同一機器を2基以上搭載する二重化設計思想が採用されました。情報制御装置はTIMS (Train Information Management System)で運転台からの力行、制動指令はTIMSを介してVVVFインバータ制御装置やブレーキ制御装置に伝達されます。

E233_vvvf_151107 主制御器CCOS 2レベル方式は0/1、3レベル方式は0/0.5/1の方式でモータ電流を制御

主制御器は64ビットマイコンとIGBT素子による2レベルVVVFインバータ制御方式で電動機(MT75形 140kW)を1C4M 2群構成で制御しています。歯車比は1:6.06でE531系と同様です。
補助電源はIGBT素子を利用したSIV SC86形で容量は260 kVA (三相交流440V)で、こちらも片方が故障した際にバックアップが働く待機二重系となっています。

E233_cp_151107 E233系のCP 以前の系列では如何にも圧縮機といった形態が外観からも判別できましたが、最近の車両は箱に収められています。

CPはE531系で新規開発されたスクリュー式のナブテスコ社製MH3124-C1600SN3形式を採用しています。

E233_ps33d_151107 シングルアーム式 PS33Dパンタグラフ

集電装置はシングルアーム式PS33Dで、編成内で予備のパンタを装備しており、万が一常用パンタが全て壊れても予備のパンタで1ユニットが働くように設計されています。
ブレーキは回生ブレーキ併用の電気指令式空気ブレーキでTIMSを介して編成単位でブレーキ制御を行います。
台車はボルスタレス台車で制御車と付随車がTR255形およびTR255A形、電動車がDT71形を装着しています。

0番台には、
T編成 10両貫通編成 T1~T42
H編成 6+4両編成 H43~H59
青編成 青梅・五日市線用 6両 青660~670 4両 青460~467があり、

メーカーは

新津 T1~T14、T17~T19、T22、T23、T26、T27、T30、T31、T34~T42
東急 T15、T16、T20、T21、T24、 H43、H45~H52、H56~H58
    青660, 460, 663,463, 665, 465, 666, 466, 667, 467, 668~670

川重 T25、T28、T29、T32、T33、H44、H53~H55、H59
    青661, 461, 662, 462, 664, 464

となっています。

各編成における車両の番号の構成はE233系の場合、編成毎に下二桁の車両番号を揃えるように、モハなども枝番で区別していますが、

T編成

クハE233 モハE233/2 モハE233/2 サハE233 サハE233 モハE233/2 クハE232
  0               0             200             500           0              400            0

H編成 青編成

クハE233  モハE233/2 モハE233/2 クハE232 + クハE233  モハE233/2 クハE232
  0              0               200             500          500            600            0  

    A              A              A'                 B             B'              C      D

A:  T編成    1-42     H編成 43-59        青編成 60-70
A':  T編成 201-242  H編成 243-259     青編成 260-270         
B: T編成 501~542 H編成 501~517   青編成 518~528
B':  T編成  1~42  H編成 501~517   青編成 518~525
C: T編成 401~442 H編成 601~617   青編成 618~625
D: T編成    1~42   H編成 43~59      青編成 60~67

と10両貫通と6+4編成で形式の違う車両があるため、番号の並びがややこしくなっています。

E233_661_120817_2 事故後、5両を新造して生き返った青661編成 2012/8/17 拝島

青661編成2008年9月8日に東青梅~青梅間で発生した踏切障害に伴う脱線事故でクハE232-519以外の5両を新津車両製作所で代替新造しています。内装品は再利用されていますが1000番台に準じたマイナーチェンジ(アンテナの位置の変化、ワイパーがアームの長いタイプに)も行われています。青661編成は川重製造でしたが、クハE232-519以外は新津製となったため、妻面のビートの有る無し、雨樋の形状に違いが見られるようです。事故後の様子、新造の回送の様子はこちらこちらに。

H58編成は青658+458編成として出場しましたが、2008年4月1日付けでH58編成に変更されており、H59編成も2015年5月から青659+459編成からH編成になっています。

E233系 0番台の話題ではJR東日本が今年2月4日2020年度まで二階建てグリーン車2両を現在のT,H編成の3,4号車間に2両導入すると発表しました。車輌製造、ホームの延伸、信号機の移設、グリーン券売り場の設置工事、車両基地の汚水処理施設の設置などで総事業費750億円かけて施工されるようです。

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2015年11月12日 (木)

豊田車両センターまつり プロローグ

2015年11月7日は「豊田車両センターまつり」に行ってきました。

昨年11月8日西武トレインフェスティバル2014 in 横瀬に参加した際に、帰りの中央線の車窓から豊田センターの公開を知り、今年はこちらに参加することにしました。

Photo
まず驚いたのが電車基地の公開というよりはどこかで開かれるロックコンサートのポスターかというノリの案内でした。151107 入り口から見た豊田センターの収容線 2015/11/7

かつて、私が小学生の頃は中央線快速電車101系の電車区といえば、東ミツ(三鷹電車区)と東ムコ(武蔵小金井電車区)でした。

豊田電車区は1962年に着工、1963年には電留線が完成、1965年10月1日、武蔵小金井区の派出となり、1966年11月10日、区として発足しています。私は当時小学校5年生でした。その頃から、101系に東トタと表記された車両が増えてきたのを記憶しています。発足当時は460両収容で東洋一の規模だったようです。

その後、1974年には橋本に相模線車両用の派出所が出来、1996年には相模線の車両は国府津区に、橋本派出所は大船電車区へ。2004年3月13日には武蔵野線の車両が京葉車両センターに移管され、中央快速線唯一の車両基地になりました。2007年11月25日、豊田車両センターに改称され、武蔵小金井電車区が豊田車両センターの派出所になっています。

配置車両は今年4月1日現在で、電車707両、貨車9両です。内訳は

189系 M50, M51,M52編成 18両
201系 1両
E233系 
T1~T42 10両貫通編成 
H42~H59 6+4両編成 H59編成はこの春に青659 青459編成からH59編成に
青660~670 460~467

貨車 ホキ800形 バラスト輸送・散布用

Dsc05971          センターの表札

Dsc05972          エントランス

その後、中央快速線の主力も103系201系E233系と変化しましたが、ラインカラーはオレンジで、ポスターのオレンジ基調もそれを意識してのものでしょう。

20151107_1 20151107_2
オレンジへのこだわりはこちらにも出ていますが、

豊田センターに保管されているクハ201-1の撮影体験、工場内の展示物(パンタ、輪軸など)、洗浄線乗車体験、そしてなんと言っても収容線に並んだ車両群が興味を惹きました。

151107_2 検修庫内のクハ201-1 保留車とE233系編成 左からH56, T34, T26 庫外はT20編成

因みに今回の公開で収容線に並んだ編成は 北側から

E233系 H48編成、青664編成、H53編成、T11編成、T39編成、青661編成、青662編成、青463編成、T20編成
E231系 A520編成
189系 M52編成、N102編成
211系 N323編成、N603編成
651系 K105編成

庫内
E233系 T26編成 T34編成 H56編成、青467編成
クハ201-1
でした。

M52n102_151107
個人的にはこれまで青梅線などを訪問してもなかなか撮影が出来なかったE233系青編成が一気に撮影出来たことが収穫でした。また昨年12月にグレードアップあずさ色に塗色変更されたM52編成の車内を観察できたのも収穫でした。

Img_2669
最後にぐるっと外を回って敷地外から展示車両の様子を撮ってみました。何回かに分けてトピックをレポート致します。

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