2022年4月27日 (水)

E531系 クハE531-17の廃車

鉄路を走行する鉄道車両、例えどんなに新しくても自然災害に巻き込まれたり、踏切事故等で大きく損傷したりして、廃車になることはしばしばあります。常磐線、水戸線、東北本線、上野東京ラインを活躍の場とするE531系においても2005年の登場以来、何度か踏切事故等による被災を経験してきました。

2021年3月26日,午前0時8分頃、パトカーの追跡を受け、逃走中だった自動車が道路脇の塀に衝突後、勢い余って線路際のフェンスを突き破り、常磐線土浦~神立間の下り線路に侵入、線路内で立ち往生したところに品川発勝田行最終1269M、E531系(K417編成)10両編成が衝突、先頭車両が脱線、自動車の燃料に引火したためか自動車と先頭車両が炎上する大事故となりました。

電車の乗務員と乗客にケガはありませんでしたが、事故により電車は立ち往生、乗客は徒歩での移動を強いられ、その時間帯、付近を走行中の旅客車両は上下線ともバスでの代行輸送となり、夜明け以降も半日ほど土浦~羽鳥間で運転が見合わせられました。

衝突事故直前に運転者が車を乗り捨てて逃走していること、自動車のナンバープレートは当該車の登録ではなかったこと、さらに前年6月で車検切れだったことも判明し、茨城県警は道路交通法違反、道路運送車両法違反で運転していたベトナム国籍の26歳工員を逮捕、さらに電汽車往来危険転覆などの疑いで再逮捕しました。

現場の自動車は現地解体、E531系編成は自走回送され、26日、午後5:50頃、常磐線は全線で運転を再開する事態となりました。まさにJR東日本としてみれば、たまたま線路付近で行われた大捕り物の末、線路内に侵入した自動車に運悪く通過しようとした最終電車が衝突するというとんでもないもらい事故となりました(以上、情報はこちらから)。

E531-k417-131223-2 2013/12/23 友部 K417編成 手前がクハE531-17

E531-k417-171016 2017/10/16 藤代 事故の現場写真ではちょうどこの客用扉前の部分が大きく焼損しています。

この事故でK417編成の下り方先頭車クハE531-17は運転室から第一乗客用扉までの前頭部が大きく焼けました(現場の写真はこちらに)。

K417編成は2006年8月17日、新津車両製作所で1,2,3,7,8,10号車に相当する6両クハE530+モハE530/531x2+クハE531が竣工、10連化までは営業運転に入らず、2007年1月29日に4,5車にグリーン車サロE530/531、6,9号車にサハE530-2015,サハE531-2006を組み込み、10連化されました。

事故後、K417編成は2021年4月8日から、K409編成のクハE531-9を下り方(仙台方先頭車)として組み込み、K409編成は同年8月5日まで9連で営業運転離脱状態となっていましたが、K461編成のクハE531-1011を連結して、10連となり営業運転に復帰しました。しかし、2022年3月30日にクハE531-1011は編成から外され、9連状態に戻され、営業運転から離脱しました(情報はこちらから)。

事故で被災したクハE531-17は2022年2月9日付で除籍となり、2月中旬には解体となったそうです。E531系に関しては最近も新造されていますのでかつてE233系0番台青661編成の3両が踏切事故で廃車され、同番号の車両が製造されたように数年後にクハE531-17の2代目が製造されるかもしれません。E233系1000番台177編成のように先頭2両の損傷で1編成10両が実働4年で廃車となったケースもありますが、交直両用車両であるE531系の場合は製造コスト等も考慮すれば、営業運転から離脱している9両のことも考慮すれば代替新造があるようにも思えます。

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2022年1月 4日 (火)

E531系 K451編成 「赤電」ラッピングを撮影に勝田まで

明けましておめでとうございます。
2012年10月に開始した拙Blogも今年で10年目に突入となりました。相変わらずのコロナ禍で再び新規感染者数が増加傾向にある今日この頃ですが、この冬もコロナに負けず頑張って行きたく思います。

さて、昨年11月にデビューした勝田車両センター操業60周年記念のE531系赤電ラッピング編成(K451)、今年1月からが品川まで顔を出すとのことですが、水戸線・常磐線限定運用のうちに是非撮影しておこうと思い、12月29日、18切符を利用して水戸方面に向かいました。当初は何の情報も無しでしたが、そういえばTwitterに情報があるかもということで、サーチすると、当日はワンマン対応車限定のA1051運用に入っていることが分かりました(運用パターンはこちらに)。

小山        水戸 勝田     高萩            いわき             原ノ町
6:14   722M     4:53
6:27   725M     8:04
          8:38   539M  9:36
         10:39    542M     9:43
                       11:10                         551M       12:38
                                                                      15:58     681M    16:28
                       18:32                                680M                        16:26
                       18:40                                691M                        21:36


新小平から武蔵野線、新松戸で常磐緩行線、柏で常磐線土浦行き、土浦で勝田行と乗り継ぐと水戸には10:28に到着できるので水戸に10:39に到着する542Mを撮影可能なことが分かりました。

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Dsc07453
Dsc07454
Dsc07459_20220103075301 2021/12/29 水戸
542Mとして到着、折り返しいわきまでの551MとなるK451編成

水戸駅に長時間停車する土浦からの549Mに再び乗車し、勝田までゆき、勝田駅南側の「市毛街道踏切」先から551Mを狙いました。

Dsc07471
Dsc07472 2021/12/29 水戸~勝田間 市毛街道踏切付近にて

明日以降の記事では常磐線の401系、403系、415系について振り返ってみようと思います。

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2021年12月28日 (火)

2021年12月14日、ふらっと小山まで その2 水戸線、E531系3000番台

12月14日に小山駅を訪れた理由は11月5日から勝田車両センター操業60周年記念で2021年11月5日から2023年3月末までの予定で走り出したE531系K451編成赤電ラッピング」にもしかして遭遇できるかなと思ってのことでした。2021年内は「水戸線全線と常磐線・友部 - 原ノ町駅間の限定運用」とのことで目撃情報もないままの小山行でしたが、案の定、遭遇できませんでした。

その代わりと言っては何ですが、久しぶりに2015年10月から登場した3000番台を数編成見ることが出来ました。

Dsc07314


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Dsc07316

2021/12/14 小山
737M(小山9:07発勝田行)に充当された編成はK551編成で、宇都宮方がクハE530 -5001、原ノ町型がクハE531-4001でした。

Dsc07328 4621Mは勝田から黒磯以北運用への送り込み回送列車で小山駅16番線に入線します。

Dsc07343_20211227140501

1738M(下館9:10発、小山9:36着)はK556編成でした。

Dsc07353
そして黒磯以北運用から勝田に戻る4626MはK552編成でした。

2021年3月13日のダイヤ改正から水戸線全列車、常磐線友部~勝田間の水戸線直通列車ではワンマン運転が開始されており、

Dsc07321写真のように各車両には外部モニター用のテレビカメラが設置されています。

2021年の記事も今日で最終です。お付き合いいただき、ありがとうございました。
新年は4日から始める予定です。皆様、良いお年をお迎えください。

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2021年5月 7日 (金)

決定版であるためなのか製造期間が長いE531系

JR東日本が2005年から製造しているE531系、それまで常磐線・水戸線で運用されていた403・415系を置き換え、また2005年に開通したつくばエクスプレスへの対抗として2005年3月から投入されていますが、直流区間の通勤車両がE231系、E233系、E235系と進化する中、交直流区間の通勤車両として

2006年 10連13本 5連16本 6連9本 バラ16両 計280両
2007年 10連22本 5連16本      グリーン車組み込み  
2010年 10連22本 5連18本
2014年 10連23本 5連19本      上野東京ライン開通準備 基本編成1本 0番台5連1本
2015年 10連23本 5連28本      415系1500番台置換え 0番台5連6本、3000番台3本
2016年 10連23本 5連29本      415系1500番台置換え 3000番台1本
2017年 10連26本 5連34本      上野東京ライン開通準備 基本編成3本 0番台5連2本 黒磯構内直流化3000番台3本  
2019年 10連26本 5連36本      常磐線全通用 0番台5連2本
2020年 10連26本 5連40本      ワンマン化改造予備、機器更新予備 0番台5連4本
計460両
このように長期にわたり増備され、しかもそのすべてが勝田車両センターに配置されています。

Dsc03693_20210506161201 2021/5/1 我孫子

Dsc03691
今回、我孫子で昨日の記事に登場したE231系スカ色編成を待つ間に2020年3月製造のK482編成に遭遇したので記事にまとめました。

Dsc03692_20210506161301 2020年製造組はK480~K483の4編成で、外観的特徴として乗務員室ドア上にE131系などにも見られる外部モニター用のカメラが搭載されています。

Dsc03688 この列車の基本編成はK421編成、2006年9月25日竣工でした。

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2017年12月28日 (木)

黒磯~白河へ 東北本線の輸送体系の変化 その5

昨日の新白河駅に続いて今回は白河駅です。

171216_2 2017/12/16 白河駅駅舎

明治20年(1887年)8月19日、日本で101年ぶりに皆既日食が起こるため、米国アマースト大学のデビッド・ペック・トッド博士を中心とする観測隊が来日し、白河の地で観測を行うことになりました。時の明治政府も国家事業として取り組み、観測隊の支援や観測機材、さらには一般の観望客の輸送のため、当時上野から黒磯までだった日本鉄道の路線を突貫工事で白河まで開通させたそうです。
ということで白河駅は1887年7月16日に開業しました。

日食の当日は臨時の汽車も通常の3倍運行され、往復の汽車賃は半額となり、白河は千人を超える見物客を迎え、おおいに盛り上がったそうです。しかし、観測所(当時は司天台と仮称)の観測隊にとっては曇天、雨天で皆既日食は写真でも肉眼でも観測できなかったそうです(122年前の白河日食のサイトより)。

1916年10月8日には白河駅を起点として白棚鉄道が磐城棚倉(現、水郡線の駅)まで開業しました。1920年10月10日、白坂~白河間が経路変更で移転となりました。1938年10月1日、白棚鉄道は国に借り上げられ、1941年5月1日、国有化されました。1944年12月11日、白棚線は不要不急路線に指定、営業が休止されました。

1959年7月1日、黒磯~白河間が交流電化されました。このときに交流電気機関車ED71形が登場しました。

白河の地は白河の関が設けられたように奥州地方への出入り口として要衝であり、江戸時代白河藩は奥州外様大名の抑えの役割を担っていました。

171216_2_2
駅からは阿武隈川と谷津田川の間に位置する小峰城が見えます。この城は鎌倉時代後期から南北朝時代の武将結城親朝により、1340年に築城され、白河結城氏から会津領での蒲生氏、上杉氏、蒲生氏、江戸時代には丹羽氏、榊原氏、本多氏、奥平松平氏、越前松平氏、久松松平氏、、阿部氏の時代を経て慶応4年、戊辰戦争白河口の戦いで焼失、落城しました。7家21代の城主交代があった城としてユニークな城だそうです。1873年の廃城令では存城となりましたが、城郭は曲輪・土塁・石垣・水堀を残すのみとなり、1991年に本丸跡に三重櫓(天守に相当)、1994年に前御門が当時の史料に基づいて復元されました。2006年4月6日、日本100名城(13番)に選定されました。

171216 今の季節、駅前からは雪を頂いた那須連山を見ることができます。

ちなみに1887年の皆既日食の際にアメリカ・アマースト大学の天文学者D・P・トッド博士らの一行は小峰城の西側城壁最上段に主力観測設備の40フィート水平カメラを据えたそうです。白河での観測は生憎の悪天候で失敗に終わりましたが、同じころ、内務省地理局測量課長兼中央気象台長・荒井郁之助の一行は新潟県で観測を行い、こちらは日本でただ一か所、専門家の観測地として観測に成功したそうです(こちらのサイトの情報より)。

E5313000_k551_171216_9 白河駅の電留線で夕刻まで休むE531系3000番台K551編成

白河駅横の線路はE531系の留置のみならず、

Eh50055_171216_2
東北本線下り貨物列車の退避にも使われています。

171216_3
通路にはこういった広告もありました。

171216_4
駅舎内部は広々としており、

171216_5

列車の運行情報などがリアルタイムで表示される装置もありました。

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2017年12月25日 (月)

黒磯~白河へ 東北本線の輸送体系の変化 その2

東北本線、黒磯~新白河間の輸送体系の変化、2017年10月14日のダイヤ改正から新たに設定された黒磯~新白河間の折り返し運用

勝田車両センター配置のE531系3000番台の運用(こちらのサイトを参考にしました)と照らし合わせながら、宇都宮、黒磯、新白河、白河で撮影したE531系の写真を合わせてみました。E531系が早朝と夜の部を担当しているのに対して、昼は郡山センターのキハ110系が担当しています。

E531系3000番台限定の東北運用が設定されています。

東北1運用
勝田からは常磐線~水戸線運用736Mで小山まで
勝田7:26~友部7:51/7:52~小山9:06
小山(9:26発)から東北本線に入り、回4621Mで宇都宮へ、宇都宮でしばし休憩の後、

E5313000_k556_171216_2 2017/12/16 13:38頃 宇都宮
小山から黒磯への回送の途中、宇都宮で一旦、休憩するE531系3000番台K556編成

宇都宮から回4643Mで黒磯へ

黒磯発16:22の4143Mから旅客運用に入り、新白河着16:46、折り返し4142M~4147M~4146M~4151M~4150M~4155Mで白河へ

夜間は白河で留置(東北1運用

E5313000_k551_171216 2017/12/16 黒磯 9:00頃
朝の最後の上り運用で黒磯に到着するE531系3000番台K551編成

E5313000_k551_171216_2 2017/12/16 9:32頃 新白河に到着したK551編成 すでに表示は回4131Mに
通常の折り返し運用の場合は7番線に入線しますが、この後、白河まで回送されるため8番線に入線

E5313000_k551_171216_11 2017/12/16 9:41頃、白河に向けて出発するK551編成

E5313000_k551_171216_3 2017/12/16 10:20頃 白河

白河に到着後、ホーム横の留置線で休むK551編成

翌朝(東北2運用
白河発5:20の4120M~4123M~4124M~4127M~4128M~4129Mで新白河到着後、白河まで回送(留置)、再び新白河まで戻り、22:26発の4154Mで黒磯へ

夜間は黒磯で留置(東北2運用

翌朝(東北3運用
黒磯発5:40の4121Mで新白河へ、4122M~4125M~4126Mで黒磯8:03到着

E5313000_k554_171216_2 2017/12/16 8:29頃 那須塩原~黒磯間
633Mの車内から東北本線運用を終えて回4626Mで小山に向かうE531系3000番台K554編成を撮影

黒磯から回4626Mで小山へ、741M小山発10:08~友部11:11/11:13~勝田11:45入庫
勝田17:12~566M~水戸17:21/17:35~573M~いわき19:10/19:55~580M~水戸21:35/22:14~勝田22:20(東北3運用

と3編成を使用した3日間の運用となっています。

一方、新白河9:54発の4130D~4133D~4132D~4135D~4134D~4137D~4136D~4139D~4138D~4141D~4140D~4145D~4144D~4149D~4148D~4153Dまでは1編成のキハ110系気動車2連でまかなわれていると思われます。

111102_171216_0 2017/12/16 9:37頃 新白河
4129Mの新白河到着と同じ頃、郡山から回送されてきたと思われるキハ111,112-102編成

通常の折り返し運用では手前の7番線が用いられますが、北から回送されてきて黒磯に向かうため、6番線に入線したものと思われます。

112102_171216_21
112102_171216_22 2017/12/16 10:50頃
4133Dとして新白河に到着するキハ111,112-102編成

この運用形態を見ていて、疑問に感じたのはなぜE531系単独では無く、キハ110系をも加えて運用しているのかということです。

白河での昼の留置や宇都宮での留置はなんのためか、E531系3000番台は7編成も製造されており、車両数の不足や切迫が理由とは思えません。あるいは車両ではなく、乗務員の頭数が不足しているのでしょうか。

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2017年10月13日 (金)

JR東日本の10月ダイヤ改正 常磐線関係

2017年10月14日にJR東日本はダイヤ改正を実施し、上野~東京ラインを通じて品川に乗り入れる常磐線関係の列車本数が大幅に増えます。

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2017/10/12 荒川沖 ダイヤ改正のポスター

1600x440 図1 常磐線荒川沖駅上り発車時刻表 

2017年10月14日ダイヤ改正前後で本数と時刻はさほど変化がないものの品川行列車が増えていることが分かります。

具体的には荒川沖駅発の上り時刻表ベースでいうと、図1に示したように平日7:59発から15時台までだった品川行が、初電から21時台まで、ほぼ1本おきに続くことになります。
本数でいうと上り改正前、土浦~品川は17本、上野までは51本だったのが、改正後は品川まで35本、上野まで33本になります。一方、下りも改正前の品川発は17本、上野発51本だったのが、改正後は品川発31本、上野発31本となります。

E531_k412_170930 2017/9/30 田町
基本編成(K412)のみの10連で品川に向かう1182M

これまでは品川乗り入れの列車に10両編成の列車がありましたが、改正以降、土浦~品川間は全て15両編成になります。

            普通車 グリーン車  合計

定員 10両編成  1124人 180人    1304人
    15両編成  1804人 180人    1984人

E657系特急に関しても改正前の品川行は上下22本が、改正後は下り29本、上り31本となります。

E531_k425_170930 2017/9/30 田町
既に運用に入っているこの夏に新製されたK425編成

車両の方はE531系基本編成、K424,K425,K426編成3本がこの夏に増備されました。付属編成の方は3000番台が昨年度末までにK555, K556, K557編成の3本増備されています。

E531系は2005年3月に最初のロットが投入され、2007年3月までにグリーン車の組み込み、普通車の新製が完了しました。さらに2010年から2016年までに基本編成K423、付属編成K467~K475、さらに耐寒装備を充実させた3000番台K551~K554編成が増備されました。

そして今回の改正用に基本編成K424~K426が増備されました。グリーン車2両ユニットは総合車両製作所横浜事業所で製造され(2017年6月21日出場)、新津に回送後、

K424 2017年8月1日
K425 2017年8月15日
K426 2017年8月28日 

出場の8両編成に組み込まれました。

一方、3000番台付属編成は

K555 2017年3月6日
K556 2017年3月14日
K557 2017年3月28日 

に製造され、K551~K554は横浜でしたが、こちらは新津を出場しています。
最初のロットが登場して13年以上もほぼ同じスタイルで製造される系列もJRでは初めてではないかと思われます。

今回の改正では上野東京ラインを走る高崎、東北、東海道系のE231系1000番台、E233系3000番台の従来10両編成で運転されていた列車が15両編成化されるため、小山車両センター、国府津車両センター配置のE233系3000番台の増備も行われました。

E2333000_e74_170930 2017/9/30 田町
こちらも既に運用に入っている国府津車両センター配置のE-74編成

国府津センタ―配置の5両付属編成
E-73 2017年5月18日
E-74 2017年5月30日 2本とも横浜事業所

こちらもE233系3000番台が登場したときは湘南新宿ラインには入線せず、E231系との混結もありませんでしたが、2015年3月の改正からはE231+E233の混結編成が走り始め、湘南新宿ラインにE233系も入線するようになり、さらに最近はコツ(国府津)とヤマ(小山)の混結編成も見られます。

また、以前から言われていた黒磯の交直流地上切り替え施設の撤去、黒磯~新白河、新白河~郡山での折り返し運転方式の導入により、黒磯~新白河間ではE531系3000番台付属編成、キハ110系気動車が運転されるとのことです。

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2017年7月23日 (日)

18切符で会津若松日帰りの旅 その1 郡山まで

7月21日金曜日、恒例のつくばから小平へ移動の行程は「青春18切符」を利用しての大幅な大回り(荒川沖~いわき~郡山~会津若松~西若松~会津鉄道~野岩鉄道~東武鉄道~新越谷~南越谷~新小平)となりました。

以前から、東武鉄道が野岩鉄道、会津鉄道と連携したルートには興味があり、一度乗ってみたいと思っていたのですが、それを実現させることにしました。

<常磐線をいわきまで北上>

170721
まずは、荒川沖発6:08の常磐線321Mで水戸へ。
世間は平日の金曜日の朝なので、上りホームは5:27の320M、5:52の2322Mともに勤め人と思われる方々が乗って行かれます。

E531_k552_170721 2017/7/21 荒川沖 
5:27発 320Mは数年前のダイヤ改正から15連になりましたが、今朝の付属編成はE531系3000番台K552編成でした。

E531_k402_170721
上野発の1番列車として6:07に荒川沖に到着する321Mは10連で編成はK402編成でした。
土浦以北は土浦発5:48の527M、水戸以北は水戸発5:04の521Mがありますが、荒川沖ではこの電車が下りの一番電車です。

170721_2
6:58に水戸に到着。水戸にて水戸始発のいわき行き529Mに乗り換え。勝田で乗り換えることも出来ますが、水戸から乗車。既に車内は立ち客もいるほどの混雑ぶり。

E531_k456_170721
数年前まではE501系の5連が使用されていましたが、最近はE531系5連の運用になったようで、今朝はK456編成でした。

郡山まではここから水郡線7:28発327Dでも行けますが、到着は10:50で磐越東線経由のルートよりも30分遅くなります。今回は郡山から先の接続を考えて、磐越東線経由のルートを選択しました。

車内の様子を見ていると、日立や高萩の学校に通う学生や勤め人が多いようで、高萩を出発するとかなり空きが目立ってきます。

170721_3
定刻の8:36にいわきに到着。

いわき駅は1966年の大規模合併で誕生した「いわき市」の中心駅で、かつては平市であり、駅名も平でした。駅名がいわきになったのは1994年12月3日でした。
人口、面積ともに福島県内最大で、年間日照時間が東北地方では最長、平均気温も高く、豊富な観光資源に恵まれた街となっています。

<磐越東線で郡山へ>

111104_170721
いわきからは磐越東線(ゆうゆうあぶくまライン)8:41発731Dに乗車。
車両はキハ111-112の2連です。

いわき駅から郡山方面に向かう列車は1日8本で、
6:44 郡山
7:15 郡山
8:41 郡山
13:15 郡山
15:42 郡山
16:54 小川郷
17:50 小野新町
19:33 郡山 
なんといっても8:41の列車の後は13:15まで無いというのが驚きです。

磐越東線の起点はいわき、終点が郡山で営業キロは85.6kmです。全線単線、非電化で中間14駅あります。福島県の浜通りと中通りを結ぶ平郡線として計画され、1914年7月21日に郡山~三春間(11.9km)が、1915年7月10日に平~小川郷間(10.3km)が開業し、それぞれ平郡西線、東線と呼ばれ、1915年3月21日、三春~小野新町間延伸、1917年10月10日、小川郷~小野新町が開業し、全通となり、磐越東線と改称しました。

1968年10月1日のダイヤ改正でそれまで貨物列車と一部の旅客列車に使用されていたD60形蒸機DD51に置き換え無煙化。1991年に全列車がキハ110系気動車に置き換えられました。

いわきを出発して少しの間、常磐線と併走する様に南西に進み、大きく右へカーブして北上します。

かつては急行「いわき」(水戸~仙台:磐越東線経由2往復)や快速「あぶくま」といった列車も運行されていましたが、1995年の磐越自動車道路の開通、高速バスの営業開始で長距離客は殆どそちらに流れたようです。調べてみるといわき~郡山間は高速バスが1時間に1本の頻度で走っています。所要時間は90分と鉄道とかわりません。

170721_4
小川郷駅そばの線路際にある不思議な建物?

調べてみると軽量客車ナヤ11 2のなれの果てだそうで、現在はカラオケボックスとして使用されているようです(関連記事)。車歴的にはナハフ11 2060が交直流電車教習車に改造されナヤ11になったそうです。

170721_5
小川郷から先は峠越えの区間となり、多くのトンネル、橋梁を通過します。

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キハ110系2連の車内風景

170721_6
小野新町まで来ると峠を越えたという感じです。
郡山からここまではいわきまでの頻度に較べると倍近くの列車が運行されています。

170721_7 1914年7月21日開業ですから、開業103年の日でした。ちなみに開業時の駅名の読みはもうきだったそうです。

船引からはSuica(仙台エリア)に含まれており、郡山に向かう乗客で列車はかなり混んで来ます。地形の関係からか、地図で見ると要田手前には大きく北に迂回する線形があり、要田、三春、舞木と南西に進みながら郡山に向かいます。舞木を出てから阿武隈川橋梁を渡り、新幹線の高架が見えてくると、東北本線、磐越西線と合流し、郡山駅構内に入ります。

Eh50064_170721 郡山駅では炎天下の中、EH500-64牽引貨物が待機していました。

郡山は1960年3月1日の東北本線白河~福島間電化後も郡山機関区は磐越東線で活躍するD60形蒸機14両の他、入れ換え用8620形5両、C58形、D51形(いずれも運用はなし)の基地でした。D60形は1951年から1956年にかけて5年間で78両、D50形から改造されました。

112104_170721_2
10:20 郡山駅に到着

ここから24分の待ち合わせで磐越西線快速で会津若松へ。続きは明日の記事にて。

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2016年8月29日 (月)

通勤電車シリーズ 話題のE531系 その4 3000番台 K554編成

2015年12月22日の記事で常磐線に投入されたE531系3000番台K551、K552, K553編成について触れました。少し遅れて投入されたK554編成も先日、荒川沖~上野間で乗車する機会がありましたので、今回は鉄道ファン誌 2016年9月号 特別付録 「新車カタログ2016」の記事を参考に、E531系3000番台の従来タイプからの変更点について触れようと思います。

E5313000_k554_e5314004_160819_2 2016/8/19 上野 クハE531-4004 

製造の目的は415系1500番台の老朽化取り換え用で、番台変更の理由は従来タイプに較べて準耐寒耐雪仕様としているからだそうです。

E5313000_k554_160819_3
E5313000_k553_151219_5
主電動機冷却のための外気はM車車体側面戸袋上部4カ所に設けられた吸気口から取り込まれ、主電動機と車体側ダクトを結ぶたわみ風道で主電動機に導かれます。さらに客席座席下にフィルタが設けられ、それを隠すための脚台風の覆いが設けられました。

E5313000_k551_151219_2 2015/12/19 土浦 K551編成 クハE531-4001

先頭台車には雪かきが設けられ、ATS-P形車上子は台車装荷になりました。台車の軸箱部は一体形に、高さ調節弁にヒーターと保護棒が設けられ、床下機器箱はふたを二重パッキンとし、締結方法も変更されました。CPはオイルレス形となり、滑走防止弁は箱に収納され、汚物タンクは断熱剤入り二重構造に、排出部にはヒーター付きカバーが設置されました。空気笛にも防雪板が設置されました。

E5313000_k554_e5314004160819

E5313000_k554_160819_6 クハE531-5004

E5313000_k554_e5314004160819_2
E5313000_k554_e5314004160819_6
E5313000_k554_e5314004160819_5
車内と運転席の様子

以上です。

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2016年3月 8日 (火)

勝田車両センターまつり その1 概要

2016年3月5日土曜日は勝田車両センターの公開「勝田車両センターまつり」に行ってきました。

160305 2016/3/5 勝田車両センターまつり 入り口

このイベントは往復はがきによる事前予約2700名と首都圏からのJR東日本主催によるびゅう旅行商品300名の参加人数3000名制限のイベントで、わたしは往復はがきで応募しました。

160305_3
鉄道のイベントに往復はがきで応募したのが初めてあり、30年以上常磐線沿線住民でありながら勝田車両センターのイベントに参加するのも初めてでした。

160305_4
1961年6月1日に国鉄勝田電車区として開設されました。常磐線の取手~勝田間交流電化、すなわち取手~藤代間のデッドセクションを介しての車上切り替え方式、交直両用車両のオリジン的車両センターです。2004年に現在の名称、勝田車両センターになりました。

160305_1 展示の内容は上記の様なものでした。

160305_2_2 また、それぞれの場所はこの地図のようでした。

160305_5 メインイベントは 651系、E657系、E653系そして手前の

4151500_k537160305 415系1500番台 K537編成 クハ415-1627

K30_160305 リゾートエクスプレス ゆう K30編成 の車内公開

E5313000k552_160305 昨年末に登場したE531系3000番台 K552編成のHM付き展示

その他、ミニ電車、160305_6 ミニ新幹線の運転、

160305_7
Ho_160305
常磐線車両の懐かしい写真の展示、HO模型の運転会などでした。

因みに1963年の平電化でED75の試作車2両が投入された際に配置されたのは勝田電車区であり、1964年以降、水戸~平間で各種性能試験が行われました。EF80に関しては初期車は田端区に配置されましたが、1967年登場の2次型の51-63は勝田区に配置されました。

最初に記述しましたように、勝田センターは我が国の交直切り替え車両の発祥の地的歴史を持つ基地であるので、その辺の技術解説などを期待していたのですが、今回の展示ではそういったものはありませんでした。

これから数回に渡ってそれぞれの展示車両等にスポットを当てて、紹介して行こうと思います。

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