2023年10月19日 (木)

E657系にE653系リバイバルカラーが登場 第5弾は「袋田の滝、紅葉」のオレンジパーシモン

2023年10月1日からの茨城ディスティネーション・キャンペーンに合わせ、昨年11月から登場したE657系E653系を彷彿させるラッピング、最後はK351~K354付属編成が纏っていたオレンジパーシモン(橙色の柿)で袋田の滝の紅葉をイメージした色です。


E657-k3-130303-2 2013/3/3 ひたち野うしく~荒川沖間 デビュー間もないころのE657系 K3編成

8月23日に郡山総合車両センターに入場したK3編成がこの塗色となり、9月27日に出場、勝田車両センターに回送され、9月30日には勝田車両センターで「橙色E657系電車・キハE130系気動車撮影会」が開かれ、10月1日の団体臨時列車「体験王国いばらき号」から営業運転に就きました。

10月2日から定期列車のA161運用に入り、順調に流れ、10月6日にはA165運用に、検査明けのため、いわき、仙台まで長距離運用は避けてなのか10月7日からは再びA161に入り、10月11日にA165へ、10月12日からはA152へ入り、私は10月16日のA156運用に入る姿を撮影しました。


E657-k3-231016-edit


E657-k3-231016-2


2023/10/16 馬橋 K3編成 ときわ70号


E657-k3-231016


2023/10/16 金町 K3 ひたち19号 この塗色になって初めての仙台までの運用

E653系付属編成の塗色

E653-k351-120415-edit 2012/4/15 馬橋 K351編成

E653-k352-050409 2005/4/9 藤代 K352編成

E653-k353-070701-edit 2007/7/1 南柏 K353編成

E653-k354-110108 2011/1/8 日暮里 K354編成


5色のE657系は2026年春までの運行予定とのことです。

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2023年6月26日 (月)

E657系にE653系リバイバルカラーが登場 第4弾は「塩屋埼灯台 太平洋」のブルーオーシャン

E657系E653系リバイバルカラー、第4弾「ブルーオーシャン」は5月9日から郡山総合車両センターに入場していたK1編成が纏い6月8日に出場、6月10日に勝田車両センターで撮影会が開催され、同日の「ときわ74号」から営業運転に入りました。

Ef510510-e657-110523-2 E657-110523-edit 2011/5/23 ひたち野うしく~荒川沖間 
EF510-510に牽引され勝田車両センターに甲種回送されるE657系K1編成

E657-k1-230506-2 2023/5/6 田町 9M A164運用 にていわきに向かう姿 現時点ではこの日の運用が通常塗装としては最後の運用に

勝田で撮影会が開催されると4編成を勝田に集めるため運用の流れが乱れます。運用の流れが落ち着いた6月17日以降、午後品川に到着する運用を狙って撮影することにしました。

E657-k1-blue-ocean-70m-230621-edit E657-k1-blue-ocean-70m-230621-2 2023/6/21 馬橋 70M

E657-k1-blue-ocean-19m-230621-2 E657-k1-blue-ocean-19m-230621-4 2023/6/21 金町 19M

ということでこの日はA156運用(いわき発4M ~57M~70M~19M仙台着)という1日でした。


E653-k302-100307 2010/3/7 佐貫~牛久 K302編成
 
E653-k308-070407 2007/4/7 南柏 K308編成

E531-k302k308-130302 2013/3/2 荒川沖~ひたち野うしく間 K308+K302編成


E653系ではK302編成とK308編成がブルーオーシャンを纏っていました。

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2023年5月 8日 (月)

E657系にE653系リバイバルカラーが登場 第3弾は「ひたち海浜公園のスイセン」のイエロージョンキル

2023年3月17日から郡山車両センターに装置保全実施の為入場していたE657系K2編成、入場中にE653系リバイバルカラー第3弾のイエロージョンキルになり、4月27日に出場、勝田車両センターに回送されました。4月29日には同所において、K17編成(グリーンレイク)、K12編成(スカーレットブロッサム)と並べられ、車両撮影会を開催、同日、ときわ76号(76M)から運用に復帰しました。

E657-k2-140321 2014/3/21 馬橋 K2編成

今年3月18日のダイヤ改正以降、E657系の運用に関してはどの編成がA151からA165までの15の運用にどのように入るか連日チェックしていますが、4月24日までは予想通りに運用が流れていましたが、リバイバルカラー3編成を勝田に集結させるためか運用の流れが突然乱れ、5月2日頃までは読めない状態が続きました。5月3日以降は元の状態に戻りましたので、5月6日はA155運用:6M~59M~72M~21Mに入ると見込んで、田町で6M,59Mを狙うことにしました。

E657-k2-230506 E657-k2-230506-4 E657-k2-230506-5 2023/5/6 田町 6M ひたち6号
田町で撮影する際の最大の懸念は京浜東北線や東海道線上り列車による被りですが、今回は若干の遅れが幸いしたのか被りなく通過して行きました。

E657-k2-230506-22 E657-k2-230506-24 2023/5/6 田町 59M ときわ59号
こちらも被られることなく撮影出来ました。

E653-k303-130303-2 2013/3/3 荒川沖~ひたち野うしく間 K303編成

E653-k306-030830-2 2003/8/30 土浦~荒川沖間 K306編成

E653-k303k306-090628 2009/6/28 荒川沖 K306+K303編成併結

E653系においてはK303編成とK306編成がイエロージョンキル塗装でした。

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2023年4月19日 (水)

E657系にE653系リバイバルカラーが登場 第2弾は「梅と好文亭」のスカーレットブロッサム

E657系のリバイバルカラー、第2弾は2012年6月18日、日立製作所で竣工したK12編成に施されカラーは水戸偕楽園の紅梅をイメージしたスカーレットブロッサムとなりました。ちなみに水戸偕楽園にある好文亭は梅の別名「好文木」、晋の武帝が学問に親しめば花が開き、学問を止めると花が開かないといった故事に由来するものです。E657系の塗装も「白梅・紅梅」を表現したものとなっています。

E657-k12-130224-2
2013/2/24 南柏 E657系 K12編成

E657-k12-scrlet-blossom-230331 2023/3/31 馬橋 K12編成

E657-k12-scarlet-blossom-230331 2023/3/31 御徒町 K12編成

ちなみにこのカラー、E653系K301編成K305編成が纏っていました。

E653-k301-100323 2010/3/23 佐貫~牛久 E652系 K301編成

E653-k305-130224-2 2013/2/24 南柏 K305編成

E653-k301k305-041219 2004/12/19 牛久~ひたち野うしく K301編成+K305編成 併結によるフレッシュひたち9号

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2023年4月18日 (火)

E657系にE653系リバイバルカラーが登場 第1弾は「霞ケ浦と帆曳船」のグリーンレイク

JR東日本水戸支社は2023年10月1日からの茨城ディスティネーション・キャンペーンに合わせ、勝田車両センターに配置され特急「ひたち」「ときわ」等に使用されているE657系にかつて常磐線でフレッシュひたち等で活躍していたE653系を彷彿させるラッピングを施し、2022年12下旬から2026年春まで運行する予定としています。

E657-k17-170930 2017/9/30 田町 K17編成

最初に塗装が変更されたのは2014年11月4日、総合車両製作所横浜事業所で竣工したK17編成霞ヶ浦と帆曳船をイメージしたグリーンレイク色でした。

E657-k17-lakegreen-230329-4
E657-k17-lakegreen-230329-5 2023/3/29 御徒町

E657-k17-lakegreen-230329-6
E657-k17-lakegreen-230329-7 2023/3/29 高輪ゲートウェイ

ちなみにE653系ではこのカラーはK304編成K307編成が纏っていました。

E653-k304-121104 2012/11/4 荒川沖~ひたち野うしく間 K304編成

E653-k307-110212 2011/2/12 南柏 K307編成

E653-k304k307050504 2005/5/4 土浦~荒川沖 K304編成+K307編成の併結によるフレッシュひたち44号

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2022年8月 9日 (火)

E653系1000番台 水カツ K70編成 夏休み大洗ひたちなか号返却回送 他

E653系1997年から2005年にかけ、日立製作所、近畿車輛、東急車輛製造にて7両基本編成8本、4両付属編成4本の計72両が製造され、当初は勝田車両センターに配置され、1997年10月1日のダイヤ改正から特急「フレッシュひたち」に充当されました。最初は7両基本編成4本(第1次車)、1998年12月8日のダイヤ改正に向け、7両基本4本、4両付属3本(第2次車)が増備され、485系の置き換え完了、2005年2月に4両付属1本(第3次車)が増備されました。
 2013年3月16日のダイヤ改正で「スーパーひたち」「フレッシュひたち」の全定期列車をE657系に置き換えることとなり、同月15日の上野発高萩行「フレッシュひたち67号」で定期運用を終了、新潟車両センター転用改造と並行しながら多客期の臨時「フレッシュひたち」など常磐線・武蔵野線・水戸線臨時列車の運用に対応しましたが、2014年8月17日の「フレッシュひたち92号」で本系列による同センターでの臨時運用もすべて終了し、転用改造施工後に全車新潟車両センターへ転出しました。
 新潟車両センター転出後は7両編成は1000番台と改番され、U101 - 108編成として新潟~酒田・秋田間の特急「いなほ」に4両編成は1100番台に改番され、H201-204編成となり、新潟-上越妙高・新井間の特急「しらゆき」、新潟~酒田間の特急「いなほ」に充当されました。
 一方、U208編成は2018年11月7日付で国鉄特急色に塗色変更され、K70編成として勝田車両センターに再転入しました。2019年2月2日の「快速E653系おかえり号」運行され、以降も臨時・団体・修学旅行列車などで運用されています。

今回、あれ以来となる運用投入を見かけましたので報告します。最初は7月25日に目撃した「夏休み大洗ひたちなか号」の返却回送でした。
この列車は回9329M 豊田9:23日野9:27-33立川9:37-39国立9:43-55新秋津10:09南浦和10:28-29吉川美南10:48-57藤代11:25-35荒川沖11:47-51石岡12:11赤塚12:34-43水戸12:49-50勝田12:55 といったスケジュールで運行され、国立駅での停車時間に観察できました。

Dsc00124 Dsc00125
2022/7/25 国立 K70編成

2本目は列車名等は不明ですが、昨日のEF66 27号機を東浦和で撮影しようと待っている際に、武蔵野線を通過していった列車で8:32頃の通過でした。

Dsc00222 Dsc00223 2022/7/30 東浦和 K70編成

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2019年6月30日 (日)

常磐線歴代特急車両の並び@勝田駅

日立製作所水戸事業所の「さつきまつり」、行きは勝田駅西口8:40発の送迎バス、帰りは徒歩で勝田駅まで戻りました。

Dsc01209
2019/6/1 勝田駅西口 イベントの送迎バスに関する情報は駅には掲示されていませんが、いつの間にか人が集まってきて、バスに乗り込み発車するといった感じでした。

Dsc01366
勝田駅ホームと電留線 ホームには「ときわ53号」として到着したE657系K7編成、そして651系K103編成E653系1000番台K70編成

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Dsc01208 Dsc01373

この電留線は勝田車両センターの一部で、電車区に収容しきれない編成の滞留場所なのか?

 

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2019年3月24日 (日)

2019/3/23 勝田の戻ったE653系 K70編成 初の東京方面運用を撮影 「舞浜・東京ベイエリア号」

かつて常磐線の特急「フレッシュひたち」として活躍していたE653系2013年3月のダイヤ改正でE657系に置き換えられ、7両編成は羽越・白新線特急「いなほ」(U100番台編成、1000番台)に、4両編成は2015年3月14日ダイヤ改正で新潟-直江津-上越妙高・新井間の特急「しらゆき」(H200番台編成、1100番台)に充当されました。

E653data
表 勝田車両センター配置時代のE653系の編成データ

K301FからK307Fまではそのまま1000番台、U101FからU107Fにコンバートされましたが、U108FはK308のクハE653-8、モハE652/653-15, サハE653-8とK354のモハE652/653-20、クハE652-104 から組成されました。U101-U108Fでは8両のクハE652がクロE652となりました。

一方、K351FからK353Fはそのまま1100番台、H201からH203にコンバートされ、K354のクハE653-104とK308のモハE652/653-16とクハE652-8がH204になりました。

1000番台U100編成は日本海に沈む夕日と稲穂をイメージしたカラーリングに、1100番台H200編成はアイボリー基調に紫紺と朱赤のストライプ塗装となりました。さらに2017年からU106編成は海の色を表現した瑠璃色(2017/10/27)U107編成ハマナス色(2017/12/29)となりました。

E6531000-u108-160305-6
2016/3/5 勝田車両センター公開
同公開の際に展示された「いなほ」オリジナルカラー時代のU108編成

2018年11月7日U108編成は国鉄特急色に塗り替えられ、勝田車両センターに出戻り転入し、K70編成として団体・臨時列車等で運用されるようになりました。2019年2月2日に「快速E653系おかえり号」として水戸~いわき間で運転されたのを嚆矢に、これまで同センターが担当してきた舞浜・東京方面、鎌倉方面、高尾山方面等の快速列車などへの充当が見込まれました。

常磐線を南下して東京方面の初運用が3月23日、3月30日の「舞浜・東京ベイエリア号」と知り、武蔵野線経由で新松戸、南柏まで足を伸ばし、さらに新松戸から、舞浜、新木場で撮影してきました。


3月も後半に入り、暖かい日が続いていましたが、23日土曜日は冷たい雨の朝となりましたが、沿線には多くの撮影者がいました。

Img_3137

2019/3/23 南柏
予定では安孫子発8:33で南柏通過が8:43でしたが、ちょうどホームに緩行線が入線しているときの通過となり、後追い写真となりました。
南柏で撮影後、すぐの常磐緩行線で新松戸へ、武蔵野線東京行きで舞浜に向かいました。快速列車は南流山でスイッチバックするためにこちらが先回り出来ます。

Img_3164

2019/3/23 舞浜 予定より若干早めの9:32に到着しました。

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舞浜にて 151系、161系、181系、481系、483系、485系、キハ82系、キハ181系等であしらわれてきた、この羽のスタイルがE653系国鉄特急色でもオマージュとして描かれています。

Img_3206

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新木場にて 東京駅京葉線ホームから引き上げてくる回送列車、通過時刻は10:13でした。ここは遙か遠くから列車がカーブを曲がりながら接近してくるのが見えます。

E653系が常磐線から去ってから、一度だけ秋田で「いなほ」編成を写したことがありますが、まだU106FやU107Fは未撮影で、彼らが臨時等で京葉線沿線に来るときは是非記録しておきたく思います。

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2017年7月14日 (金)

秋田旅行 車両個別編 E653系1000番台 特急「いなほ」

秋田駅で撮影した車両、今回は常磐線特急フレッシュひたちから白新線・羽越線特急「いなほ」にコンバートされたE653系1000番台です。

E6531000_u101_170702_2 2017/7/2 「いなほ8号」に充当されるために秋田車両センターから秋田駅3番線に入線するE653系1000番台U-101編成

E653_k301_100323 2010/3/23 佐貫~牛久間 K301編成
2枚の写真を較べると1000番台改造で、電連の撤去、スカートの形状の変化、ワイパーの停止位置の違い、正面の発光装置の使用などの違いが分かります。

特急「いなほ」の運転開始は1969年10月のダイヤ改正からで、それまで80系特急気動車で運転されていた奥羽本線特急「つばさ」に181系特急気動車が投入されることになり、80系がコンバートされたのがきっかけでした。1972年10月には日本海縦貫線が全線電化され、「いなほ」も485系で運用されるようになりました。これ以降の歴史は拙blogでも2013年7月19日、および2013年7月20日の記事で纏めてあります。

E653系は今でいえば「ときわ」に相当する停車駅の多い「ひたち」で運用されていた485系を置き換えるために1997年、1998年、2005年と3次に渡り、導入された交直両用特急電車で日立製作所、近畿車両、東急車輛製造が製造を分担し、7両基本編成8本、4両付属編成4本の72両が主に特急「フレッシュひたち」として活躍しました。

JR東日本は”2012年3月のダイヤ改正において常磐線特急車両をそれまでの651系、E653系からE657系に置き換え、いわき~仙台間に新設される特急にE653系は転用すること”を2010年12月に発表しました。しかし、2011年3月11日に東日本大震災が起こり、さらに東京電力福島第一原子力発電所事故で常磐線の同区間は長期に渡り不通となり、同計画は白紙に戻され、E657系による2012年3月時点での置き換えは一部のみとなり、2013年3月のダイヤ改正で完全置き換えとなりました。

E653系7両編成の新たな転用先は485系で長らく運用されていた特急「いなほ」と決まり、2012年9月に発表、2013年6月26日には新潟支社からもプレス発表されました。7両基本編成を改造した1000番台として投入するというものでした。

一方、4両付属編成に関しては2015年3月14日のダイヤ改正で新潟~直江津~上越妙高・新井間に特急「しらゆき」が新設されるため、この列車に1100番台として改造投入されることになりました。

G_170702
E6531000_u108_160305_10 2016/3/5 勝田車両センター公開 U-108編成
いなほ用1000番台編成中、改造にあたって唯一組み換えが行われたU-108編成 この勝田車両センターの公開で展示されていました。

E653系の基本編成はスカーレット・ブロッサム(K301, K305)、ブルーオーシャン(K302,K306)、イエロー・ジョンキル(K303,K307)、グリーン・レイク(K304, K308)、の8本がありましたが、1000番台改造にあたり、K301~K307まではそのまま1000番台化改造(U-101~107)を受けましたが、K308編成はモハE653+E652-15ユニットのみと付属編成のK354編成が8本目の1000番台編成U-108に改造され、K308編成の両先頭クハと-16ユニットは「しらゆき」用H-204編成に転用されました。

E6531000_u101_170702_10 クロE652となった秋田寄り先頭車

またE653系にはグリーン車がありませんでしたが、1000番台転用改造では酒田・秋田よりの先頭車クハE652がグリーン車に改造されクロE652となりました。

改造工事全般では耐寒・耐雪構造を強化しており、
・スカートの強化
・スノープラウ・着雪防止装置の装着
・ワイパー停止位置を縦位置に変更
・台車上部ふさぎ板・空気バネカバー・高さ調整棒保護材を装着
・台車軸箱を一体型へ変更
・電動車制輪子を焼結型へ変更
・主要機器へ防雪カバー設置
・車端部に着雪防止ふさぎ板設置
・客室暖房を強化  となりました。

付属編成の併結運転はしないため、電気連結器は撤去されました。

E6531000_u101_170702_4 太陽は両先頭車の側面のみに描かれています。

外部塗装は日本海に沈む夕日と稲穂をイメージしたものとしました。

2017年3月改正の、現行のダイヤにおける

特急「いなほ」の運転形態は
         新潟  酒田  秋田                秋田  酒田  新潟
1号 2001M  827   1037    1204     2号 2002M                528      731
3号 2003M  1058      1305        4号 2004M               646       851
5号 2005M  1233      1439    1604   6号  2006M               901   1104  
7号 2007M  1501      1711    1841   8号 2008M  915      1047     1257
9号 2009M  1717      1931       10号  2010M   1258     1426     1633
11号 2011M  1904      2111       12号   2012M              1557     1801
13号 2013M  2120      2329       14号   2014M   1635    1804     2007

となっており、7往復中、3往復が秋田まで来ます。

一方、E657系に主役の座を譲った651系に関しては別の記事で触れる予定ですが、185系に代わって高崎・上越・吾妻線の特急「あかぎ」に投入されたり、1編成は小田原から伊豆急下田に乗り入れる「伊豆クレイル」用に改造されたり、さらには2017年6月23日付のプレス発表では常磐線いわき~竜田間の普通列車に投入されるとのニュースもありました。

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2017年7月 3日 (月)

秋田駅、他での鉄道撮影 概要版

2泊3日の秋田旅行から、無事戻りました。

鉄道撮影的な収穫は秋田駅でのスポッティング、初日の夕方、2日目の早朝、3日目の午前中で、いずれも入場券で2時間の制限時間内に、秋田駅に発着する数々の列車を撮影することができました。
一方、観光的には、レンタカーを利用して、男鹿半島、能代市、鳥海山の麓の象潟を訪問しました。

E6_z10_170702 2017/7/2 秋田駅に進入するE6系 Z10 7両編成

電車 新幹線 E6系

E751_a101_170702 2017/7/2 3番線で出発を待つE751系 「つがる1号」 A101 4両編成

E6531000_u101_170702 2017/7/2 「いなほ8号」使用のために3番線に入線するE653系1000番台U101 7両編成

電車 在来線 特急型 E653系1000 「いなほ」 E751系 「つがる」

701_n8_170702 2017/7/2 
奥羽南、北線、羽越線ローカルとして活躍する701系基本番台

7015000_n5008_170702 2017/7/2 改軌された田沢湖線でローカル運用に活躍する701系5000番台 N5008+N5007編成

電車 在来線 ローカル 701系 0番台 100番台 5000番台(標準軌)

Dsc05615
Dsc05616 2017/7/2 3月のダイヤ改正で男鹿線用に1編成投入されたACCUM リチウムイオン電車 EV-E801系 烏山線に本格投入されたEV-E301系の交流版

Dsc05255 2017/6/30 男鹿線用キハ40系DC キハ40形の2連、キハ48組み込みの3連、4連など各種の編成パターンがあります。

Dsc05566 2017/7/2 HB-E300系 「橅」編成

              
気動車   キハ40形 48形 (男鹿線)  リゾートしらかみ「くまげら」
       HB-E300系 リゾートしらかみ 「青池」「橅」

Dsc05442 2017/7/1 EF510-510

機関車 JR貨物 EF510 基本番台 500番台

保存車両 

D51 554 煙室扉 模型 秋田駅跨線橋
D51 370 土崎街区公園
D51 232 大森山公園

駅舎などの撮影

土崎駅 男鹿駅 能代駅  などでした。

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