2022年8月 9日 (火)

E653系1000番台 水カツ K70編成 夏休み大洗ひたちなか号返却回送 他

E653系1997年から2005年にかけ、日立製作所、近畿車輛、東急車輛製造にて7両基本編成8本、4両付属編成4本の計72両が製造され、当初は勝田車両センターに配置され、1997年10月1日のダイヤ改正から特急「フレッシュひたち」に充当されました。最初は7両基本編成4本(第1次車)、1998年12月8日のダイヤ改正に向け、7両基本4本、4両付属3本(第2次車)が増備され、485系の置き換え完了、2005年2月に4両付属1本(第3次車)が増備されました。
 2013年3月16日のダイヤ改正で「スーパーひたち」「フレッシュひたち」の全定期列車をE657系に置き換えることとなり、同月15日の上野発高萩行「フレッシュひたち67号」で定期運用を終了、新潟車両センター転用改造と並行しながら多客期の臨時「フレッシュひたち」など常磐線・武蔵野線・水戸線臨時列車の運用に対応しましたが、2014年8月17日の「フレッシュひたち92号」で本系列による同センターでの臨時運用もすべて終了し、転用改造施工後に全車新潟車両センターへ転出しました。
 新潟車両センター転出後は7両編成は1000番台と改番され、U101 - 108編成として新潟~酒田・秋田間の特急「いなほ」に4両編成は1100番台に改番され、H201-204編成となり、新潟-上越妙高・新井間の特急「しらゆき」、新潟~酒田間の特急「いなほ」に充当されました。
 一方、U208編成は2018年11月7日付で国鉄特急色に塗色変更され、K70編成として勝田車両センターに再転入しました。2019年2月2日の「快速E653系おかえり号」運行され、以降も臨時・団体・修学旅行列車などで運用されています。

今回、あれ以来となる運用投入を見かけましたので報告します。最初は7月25日に目撃した「夏休み大洗ひたちなか号」の返却回送でした。
この列車は回9329M 豊田9:23日野9:27-33立川9:37-39国立9:43-55新秋津10:09南浦和10:28-29吉川美南10:48-57藤代11:25-35荒川沖11:47-51石岡12:11赤塚12:34-43水戸12:49-50勝田12:55 といったスケジュールで運行され、国立駅での停車時間に観察できました。

Dsc00124 Dsc00125
2022/7/25 国立 K70編成

2本目は列車名等は不明ですが、昨日のEF66 27号機を東浦和で撮影しようと待っている際に、武蔵野線を通過していった列車で8:32頃の通過でした。

Dsc00222 Dsc00223 2022/7/30 東浦和 K70編成

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2019年6月30日 (日)

常磐線歴代特急車両の並び@勝田駅

日立製作所水戸事業所の「さつきまつり」、行きは勝田駅西口8:40発の送迎バス、帰りは徒歩で勝田駅まで戻りました。

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2019/6/1 勝田駅西口 イベントの送迎バスに関する情報は駅には掲示されていませんが、いつの間にか人が集まってきて、バスに乗り込み発車するといった感じでした。

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勝田駅ホームと電留線 ホームには「ときわ53号」として到着したE657系K7編成、そして651系K103編成E653系1000番台K70編成

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Dsc01208 Dsc01373

この電留線は勝田車両センターの一部で、電車区に収容しきれない編成の滞留場所なのか?

 

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2019年3月24日 (日)

2019/3/23 勝田の戻ったE653系 K70編成 初の東京方面運用を撮影 「舞浜・東京ベイエリア号」

かつて常磐線の特急「フレッシュひたち」として活躍していたE653系2013年3月のダイヤ改正でE657系に置き換えられ、7両編成は羽越・白新線特急「いなほ」(U100番台編成、1000番台)に、4両編成は2015年3月14日ダイヤ改正で新潟-直江津-上越妙高・新井間の特急「しらゆき」(H200番台編成、1100番台)に充当されました。

E653data
表 勝田車両センター配置時代のE653系の編成データ

K301FからK307Fまではそのまま1000番台、U101FからU107Fにコンバートされましたが、U108FはK308のクハE653-8、モハE652/653-15, サハE653-8とK354のモハE652/653-20、クハE652-104 から組成されました。U101-U108Fでは8両のクハE652がクロE652となりました。

一方、K351FからK353Fはそのまま1100番台、H201からH203にコンバートされ、K354のクハE653-104とK308のモハE652/653-16とクハE652-8がH204になりました。

1000番台U100編成は日本海に沈む夕日と稲穂をイメージしたカラーリングに、1100番台H200編成はアイボリー基調に紫紺と朱赤のストライプ塗装となりました。さらに2017年からU106編成は海の色を表現した瑠璃色(2017/10/27)U107編成ハマナス色(2017/12/29)となりました。

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2016/3/5 勝田車両センター公開
同公開の際に展示された「いなほ」オリジナルカラー時代のU108編成

2018年11月7日U108編成は国鉄特急色に塗り替えられ、勝田車両センターに出戻り転入し、K70編成として団体・臨時列車等で運用されるようになりました。2019年2月2日に「快速E653系おかえり号」として水戸~いわき間で運転されたのを嚆矢に、これまで同センターが担当してきた舞浜・東京方面、鎌倉方面、高尾山方面等の快速列車などへの充当が見込まれました。

常磐線を南下して東京方面の初運用が3月23日、3月30日の「舞浜・東京ベイエリア号」と知り、武蔵野線経由で新松戸、南柏まで足を伸ばし、さらに新松戸から、舞浜、新木場で撮影してきました。


3月も後半に入り、暖かい日が続いていましたが、23日土曜日は冷たい雨の朝となりましたが、沿線には多くの撮影者がいました。

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2019/3/23 南柏
予定では安孫子発8:33で南柏通過が8:43でしたが、ちょうどホームに緩行線が入線しているときの通過となり、後追い写真となりました。
南柏で撮影後、すぐの常磐緩行線で新松戸へ、武蔵野線東京行きで舞浜に向かいました。快速列車は南流山でスイッチバックするためにこちらが先回り出来ます。

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2019/3/23 舞浜 予定より若干早めの9:32に到着しました。

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舞浜にて 151系、161系、181系、481系、483系、485系、キハ82系、キハ181系等であしらわれてきた、この羽のスタイルがE653系国鉄特急色でもオマージュとして描かれています。

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新木場にて 東京駅京葉線ホームから引き上げてくる回送列車、通過時刻は10:13でした。ここは遙か遠くから列車がカーブを曲がりながら接近してくるのが見えます。

E653系が常磐線から去ってから、一度だけ秋田で「いなほ」編成を写したことがありますが、まだU106FやU107Fは未撮影で、彼らが臨時等で京葉線沿線に来るときは是非記録しておきたく思います。

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2017年7月14日 (金)

秋田旅行 車両個別編 E653系1000番台 特急「いなほ」

秋田駅で撮影した車両、今回は常磐線特急フレッシュひたちから白新線・羽越線特急「いなほ」にコンバートされたE653系1000番台です。

E6531000_u101_170702_2 2017/7/2 「いなほ8号」に充当されるために秋田車両センターから秋田駅3番線に入線するE653系1000番台U-101編成

E653_k301_100323 2010/3/23 佐貫~牛久間 K301編成
2枚の写真を較べると1000番台改造で、電連の撤去、スカートの形状の変化、ワイパーの停止位置の違い、正面の発光装置の使用などの違いが分かります。

特急「いなほ」の運転開始は1969年10月のダイヤ改正からで、それまで80系特急気動車で運転されていた奥羽本線特急「つばさ」に181系特急気動車が投入されることになり、80系がコンバートされたのがきっかけでした。1972年10月には日本海縦貫線が全線電化され、「いなほ」も485系で運用されるようになりました。これ以降の歴史は拙blogでも2013年7月19日、および2013年7月20日の記事で纏めてあります。

E653系は今でいえば「ときわ」に相当する停車駅の多い「ひたち」で運用されていた485系を置き換えるために1997年、1998年、2005年と3次に渡り、導入された交直両用特急電車で日立製作所、近畿車両、東急車輛製造が製造を分担し、7両基本編成8本、4両付属編成4本の72両が主に特急「フレッシュひたち」として活躍しました。

JR東日本は”2012年3月のダイヤ改正において常磐線特急車両をそれまでの651系、E653系からE657系に置き換え、いわき~仙台間に新設される特急にE653系は転用すること”を2010年12月に発表しました。しかし、2011年3月11日に東日本大震災が起こり、さらに東京電力福島第一原子力発電所事故で常磐線の同区間は長期に渡り不通となり、同計画は白紙に戻され、E657系による2012年3月時点での置き換えは一部のみとなり、2013年3月のダイヤ改正で完全置き換えとなりました。

E653系7両編成の新たな転用先は485系で長らく運用されていた特急「いなほ」と決まり、2012年9月に発表、2013年6月26日には新潟支社からもプレス発表されました。7両基本編成を改造した1000番台として投入するというものでした。

一方、4両付属編成に関しては2015年3月14日のダイヤ改正で新潟~直江津~上越妙高・新井間に特急「しらゆき」が新設されるため、この列車に1100番台として改造投入されることになりました。

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E6531000_u108_160305_10 2016/3/5 勝田車両センター公開 U-108編成
いなほ用1000番台編成中、改造にあたって唯一組み換えが行われたU-108編成 この勝田車両センターの公開で展示されていました。

E653系の基本編成はスカーレット・ブロッサム(K301, K305)、ブルーオーシャン(K302,K306)、イエロー・ジョンキル(K303,K307)、グリーン・レイク(K304, K308)、の8本がありましたが、1000番台改造にあたり、K301~K307まではそのまま1000番台化改造(U-101~107)を受けましたが、K308編成はモハE653+E652-15ユニットのみと付属編成のK354編成が8本目の1000番台編成U-108に改造され、K308編成の両先頭クハと-16ユニットは「しらゆき」用H-204編成に転用されました。

E6531000_u101_170702_10 クロE652となった秋田寄り先頭車

またE653系にはグリーン車がありませんでしたが、1000番台転用改造では酒田・秋田よりの先頭車クハE652がグリーン車に改造されクロE652となりました。

改造工事全般では耐寒・耐雪構造を強化しており、
・スカートの強化
・スノープラウ・着雪防止装置の装着
・ワイパー停止位置を縦位置に変更
・台車上部ふさぎ板・空気バネカバー・高さ調整棒保護材を装着
・台車軸箱を一体型へ変更
・電動車制輪子を焼結型へ変更
・主要機器へ防雪カバー設置
・車端部に着雪防止ふさぎ板設置
・客室暖房を強化  となりました。

付属編成の併結運転はしないため、電気連結器は撤去されました。

E6531000_u101_170702_4 太陽は両先頭車の側面のみに描かれています。

外部塗装は日本海に沈む夕日と稲穂をイメージしたものとしました。

2017年3月改正の、現行のダイヤにおける

特急「いなほ」の運転形態は
         新潟  酒田  秋田                秋田  酒田  新潟
1号 2001M  827   1037    1204     2号 2002M                528      731
3号 2003M  1058      1305        4号 2004M               646       851
5号 2005M  1233      1439    1604   6号  2006M               901   1104  
7号 2007M  1501      1711    1841   8号 2008M  915      1047     1257
9号 2009M  1717      1931       10号  2010M   1258     1426     1633
11号 2011M  1904      2111       12号   2012M              1557     1801
13号 2013M  2120      2329       14号   2014M   1635    1804     2007

となっており、7往復中、3往復が秋田まで来ます。

一方、E657系に主役の座を譲った651系に関しては別の記事で触れる予定ですが、185系に代わって高崎・上越・吾妻線の特急「あかぎ」に投入されたり、1編成は小田原から伊豆急下田に乗り入れる「伊豆クレイル」用に改造されたり、さらには2017年6月23日付のプレス発表では常磐線いわき~竜田間の普通列車に投入されるとのニュースもありました。

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2017年7月 3日 (月)

秋田駅、他での鉄道撮影 概要版

2泊3日の秋田旅行から、無事戻りました。

鉄道撮影的な収穫は秋田駅でのスポッティング、初日の夕方、2日目の早朝、3日目の午前中で、いずれも入場券で2時間の制限時間内に、秋田駅に発着する数々の列車を撮影することができました。
一方、観光的には、レンタカーを利用して、男鹿半島、能代市、鳥海山の麓の象潟を訪問しました。

E6_z10_170702 2017/7/2 秋田駅に進入するE6系 Z10 7両編成

電車 新幹線 E6系

E751_a101_170702 2017/7/2 3番線で出発を待つE751系 「つがる1号」 A101 4両編成

E6531000_u101_170702 2017/7/2 「いなほ8号」使用のために3番線に入線するE653系1000番台U101 7両編成

電車 在来線 特急型 E653系1000 「いなほ」 E751系 「つがる」

701_n8_170702 2017/7/2 
奥羽南、北線、羽越線ローカルとして活躍する701系基本番台

7015000_n5008_170702 2017/7/2 改軌された田沢湖線でローカル運用に活躍する701系5000番台 N5008+N5007編成

電車 在来線 ローカル 701系 0番台 100番台 5000番台(標準軌)

Dsc05615
Dsc05616 2017/7/2 3月のダイヤ改正で男鹿線用に1編成投入されたACCUM リチウムイオン電車 EV-E801系 烏山線に本格投入されたEV-E301系の交流版

Dsc05255 2017/6/30 男鹿線用キハ40系DC キハ40形の2連、キハ48組み込みの3連、4連など各種の編成パターンがあります。

Dsc05566 2017/7/2 HB-E300系 「橅」編成

              
気動車   キハ40形 48形 (男鹿線)  リゾートしらかみ「くまげら」
       HB-E300系 リゾートしらかみ 「青池」「橅」

Dsc05442 2017/7/1 EF510-510

機関車 JR貨物 EF510 基本番台 500番台

保存車両 

D51 554 煙室扉 模型 秋田駅跨線橋
D51 370 土崎街区公園
D51 232 大森山公園

駅舎などの撮影

土崎駅 男鹿駅 能代駅  などでした。

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2016年3月 8日 (火)

勝田車両センターまつり その1 概要

2016年3月5日土曜日は勝田車両センターの公開「勝田車両センターまつり」に行ってきました。

160305 2016/3/5 勝田車両センターまつり 入り口

このイベントは往復はがきによる事前予約2700名と首都圏からのJR東日本主催によるびゅう旅行商品300名の参加人数3000名制限のイベントで、わたしは往復はがきで応募しました。

160305_3
鉄道のイベントに往復はがきで応募したのが初めてあり、30年以上常磐線沿線住民でありながら勝田車両センターのイベントに参加するのも初めてでした。

160305_4
1961年6月1日に国鉄勝田電車区として開設されました。常磐線の取手~勝田間交流電化、すなわち取手~藤代間のデッドセクションを介しての車上切り替え方式、交直両用車両のオリジン的車両センターです。2004年に現在の名称、勝田車両センターになりました。

160305_1 展示の内容は上記の様なものでした。

160305_2_2 また、それぞれの場所はこの地図のようでした。

160305_5 メインイベントは 651系、E657系、E653系そして手前の

4151500_k537160305 415系1500番台 K537編成 クハ415-1627

K30_160305 リゾートエクスプレス ゆう K30編成 の車内公開

E5313000k552_160305 昨年末に登場したE531系3000番台 K552編成のHM付き展示

その他、ミニ電車、160305_6 ミニ新幹線の運転、

160305_7
Ho_160305
常磐線車両の懐かしい写真の展示、HO模型の運転会などでした。

因みに1963年の平電化でED75の試作車2両が投入された際に配置されたのは勝田電車区であり、1964年以降、水戸~平間で各種性能試験が行われました。EF80に関しては初期車は田端区に配置されましたが、1967年登場の2次型の51-63は勝田区に配置されました。

最初に記述しましたように、勝田センターは我が国の交直切り替え車両の発祥の地的歴史を持つ基地であるので、その辺の技術解説などを期待していたのですが、今回の展示ではそういったものはありませんでした。

これから数回に渡ってそれぞれの展示車両等にスポットを当てて、紹介して行こうと思います。

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2013年8月13日 (火)

2013 夏 新潟の旅 3 E653系 K304編成

8月7日、笹川流れで有名な桑川駅で、上り普通列車の全く来ない3時間20分の間(11:23~14:43)に特急いなほが通過したり、貨物列車が3本通過、もしくは運転停車しましたが、一番驚いたのは、まだ常磐線「フレッシュひたち」仕様のままのE653系K304編成による臨時列車が上り下りと通過したことでした。

最初は上り列車で、桑川通過は12:33頃でした。

E653_k304_130807
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桑川駅を通過するE653系K304編成 2013/8/7

恐らく9月から485系特急「いなほ」が順次E653系に置き換えられるのに備えて、勝田車両センターで運用に就いていないE653系が貸し出されて、乗務員の習熟訓練を行っているのでは思いますが、予期せぬものがいきなりやって来たのには驚かされました。私の勘違いで何か特別の臨時列車が設定されていたのであれば、お知らせ戴けると幸甚です。

その後、下り列車で今川駅に移動して撮影していたら、再び14:27頃のことでしたが、同じK304編成が下り列車として通過して行きました。

E653_k304_130807_3
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今川駅を通過するE653系K304編成 2013/8/7

因みにすでにいなほ仕様に改装されているE653系1000番台U-101編成に関しては2013年6月29日に新潟車両センターに到着後、動きはあったかと思いますが、私が目撃した範囲では本線上での動きは今回の旅行中はなかったようでした。

新潟車両センターの様子は白新線の電車で新潟にアプローチする際に見ることが出来ますが、なんどか見た限りでは常にセンター内に停めてありました。

E653_130809
特急「いなほ」485系からE653系になることを周知するポスターが沿線各駅に掲示されており、駅の電光掲示でもメッセージが流されていました。

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2013年5月20日 (月)

2013/5/18 武蔵野線から中央線へ 後編

ぶらり高尾散策号」は時間調整のためか、南流山の中線で約15分程、停車し武蔵野線電車を2本ほどやり過ごし出発して行きました。私も、それを追う形で府中本町行き電車に乗りました。西国分寺で高尾行き快速に乗り換え、立川についてみると先ほどの「ぶらり高尾散策号」が停車しています。こちらが先に発車することになり、高尾には先着しました。

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E257系M104編成の「かいじ」 高尾駅の配線は昔から殆ど変わらずで、この2番線が上り列車の通過線ですが、「ぶらり高尾散策号」はダイヤの合間を縫う形でこのホームに到着しました。

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この場所でE653系はまだまだ目新しい車輌かも知れません 高尾 

E653_k307_130518_2_2
E653系は到着後、すぐに折り返し線を通って留置線へ 折り返しの9384Mまでお休み

今回の中央線訪問のターゲットは115系のM編成でM4が未撮であること、それとE351系のS5+S25編成もこれまでまともな写真が無いのでそれらを課題としました。

まずは、昔の高尾駅の写真を

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これら3枚の写真は1975年頃の高尾駅です。ヤマゲタと言われた70系1956年からモハ72850とクハ79300番台が投入され、トイレが無かったためクハ76も投入されたそうです。1,2番線ホームの感じは今も全く変わりありません。京王線側は1967年に高尾山口まで開業していますが、当時の様子は今とだいぶ違います。

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ヤマゲタとして活躍した70系電車1975年から1976年にかけて冷房装備の115系300番台が投入されたことによって広島運転所へ転出し、呉線で運用されることになりました。その115系300番台が既に38年になりますが、現在も活躍中です。大月まで乗車した高尾発11;01の535MはM2+M8編成でした。

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高尾に10:50に到着した536MはM6+M7編成でした。

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大月到着時に逢った上り542M はM1+M5編成でした。

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大月の電留線にはM9編成が。

といったように、115系M編成、短時間のうちに7編成遭遇出来ましたが、未撮だったM4編成には遭遇出来ず課題は持ち越しとなりました。

Eh20023_130518
中央線名物、竜王と川崎を結ぶタンカー貨物80レはEH200-23の牽引でした。

昼食を摂った後、富士急を撮影しに駅西方へ、

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元京王の5000系がオリジナル塗色と富士急の塗色で

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さらにJRから購入した元205系の6000系、クモハ6501を先頭とする3連は元ケヨ22編成
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在りし日のケヨ22編成 こんなに長い編成だったのが今は3連とは(笑) 2008/12/30 蘇我

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駅西方の跨線橋から富士急大月駅の全景を 2000系フジサン特急もお休み中 元は165系改造のパノラマエクスプレスアルプス

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長ナノのC9編成が539Mに C編成は2009年3月18日の改正で松本区から転属した6連(TcMM'MM'T'c)編成で、多くは1000番台の115系で構成されていますが、C5,C6,C9は300番台から構成されており、C13の長野よりモハユニットも300番台です。

中央線の普通電車、現在のダイヤではこの時間帯はトタの山スカ115系よりもナノの115系をよく見たように感じました。

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続いて通過した「スーパーあずさ」。E351系はJR東日本が1993年12月に最初にEをつけた系列名で登場させた車輌ですが、既に登場から20年近く経過し、後継車の話題も出ています。この編成はS5+S25編成で、漸くE351系もコンプ出来ました。

189
ここで大変古い写真を一枚 「あずさ」に投入された189系が1975年頃の高尾駅を通過するシーンです。 上の70系と同じ日だったかも知れません。雰囲気は今と殆ど変わっていないことが分かります。

高尾に戻り、駅周辺を散策、そこで思いついたのが帰りは「ぶらり高尾散策号」で帰ること。窓口で聞いてみると、乗車券は休日お出かけ切符で乗車可能で、牛久までの指定券(\510)を購入すればよいとのこと。

常磐線の特急電車、これまで485系651系は上野~仙台間全線乗車しておりましたが、E653系に乗車するのは今回が初めてです。しかも武蔵野線~常磐線の北小金付近の連絡線を通過するのも初めてのことでした。

停車駅は高尾を出ると中央線内は八王子、立川に停車し、武蔵野線内はノンストップで常磐線に入って、柏、取手、佐貫、牛久と停車します。中央線内で沿線を眺めていると、多摩川橋梁などの撮影ポイントではかなりのカメラの砲列が。E653系自身がまだ珍しいためかと思われます。ふだんこういう列車に乗っていないものですから、何か不思議な気分がします。

立川を出て、柏の予定時刻が1時間後だったので、とこかで長時間停車があるのかと思いましたが、南浦和で1分ほど運転停車しただけで後はほぼ一定速度で走っていました。乗務員の担当は上記の切符でも分かるように八王子運輸区の担当で、車内販売も勝田まで営業とのことでした。座席の指定される列車に乗ったのも久しぶりのことで、常磐線のグリーン車は時々利用しますが、わずか500円ちょっとの追加で現役の特急車両の指定席に100分も乗車できたのですからかなり得した気分でした。

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2013年5月19日 (日)

2013/5/18 武蔵野線から中央線へ 前編

昨日、18日土曜日はふらっと武蔵野線から、中央線へ、さらに大月まで行ってきました。

乗車券は休日お出かけパス(\2600)を購入。2年前の3月まであったホリデーパス(\2,300)に較べてプリ-パス区間は増えたものの、300円の値上がり感の方が強く、この3月の改正までは臨海フリー切符(\2230)を使っていましたが、それも廃止されてしまったので、最近はこの切符を使うようにしています。荒川沖~大月間運賃を調べると片道で2520円、新宿~高尾間を京王線を使うと2030円なんて値段も出てきますが、フリー区間の端から端までなので、かなりお得であります。

いつものように荒川沖5:27の1320Mで柏へ、柏で各駅停車に乗り換え、新松戸で武蔵野線へ、今回はまず昨年3月に開業した吉川美南駅で2095レを狙うことにしました。吉川美南駅に着いたのは6:32でした。2095レは3月のダイヤ改正で大幅に時刻が繰り上がっており、吉川美南駅の通過時間は7時少し前のはず。まずは何本かの武蔵野線電車で試し撃ちを。

205_m62_130518
最初にやってきたのはM62編成。武蔵野線用に新製されたクハ205、204-146、モハユニット395,396,397で武蔵野線オリジナルとしては2本目で、クハ205,204-145の編成はM35編成としてVVVF化されていますが、こちらは依然としてモハx3ユニットでパンタを3丁立てて走る編成です。
205_m5_130518_3
続いてはM5編成。クハ205、204-31、モハユニット5033、5040(元177、180)、サハ206、207で元山手線+川越線(サハ)の混成編成
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今度はM20編成 クハ205,204-5、モハユニット5010,5034,サハ226,227で通称「田の字」でなくなった205系の第2次ロット1号のクハを先頭にした編成です。
Eh50014_130518
そして6:58に3つ目ライトの接近が分かり、EH500-14号機牽引の2095レが通過して行きました。

因みに3月のダイヤ改正までは2095レは府中本町で定点撮影をしておりました。今日乗った武蔵野線電車でそのまま、府中本町まで行くと7:20頃到着し、朝食を摂った後、7:45に通過する2095レ、8:08に通過する3087レ(EH500)、8:17に通過する3083レ(EF65 1000)が3本セットといった感じでした。Ef510507_120325_2_2
府中本町を通過する2095レ 2012/3/25

吉川美南で目的を達成したので、南流山まで戻り、武蔵野線を通過する臨時列車を何本か狙うことにしました。

209500_m73_130518
臨時列車の前に一本、紹介しておくべきなのが209系500番台のM73編成 
クハ209-515+モハユニット529、530+サハ557、558
209系500番台として新製されたのは2000年2月、総武線、京浜東北線、京葉線、そして2010年9月に武蔵野線転用改造を受けて現在の職に落ち着いたようですが、ずーっと総武線で活躍する209系500番台と較べるとなんと流転の人生かといった感じがします。

189_n102_130518
7:53 最初にやってきたのは長ナノのN102編成 6連
クハ189-9+モハ189-32+モハ188-32+モハ189-40+モハ188-40+クハ189-510

ふだん「妙向」等に使われている編成でN101~N103まで3本あり、モハユニットはいずれも189系オリジナルですが、N101編成のクハは183-1525と-1528で、「とき」の廃止後の再就職用にATCを搭載して1500番台になったものですね。N103編成のクハ188-102と602のクハ188は1986年にサハ481形100番台にクハ189形に準じた運転台を取付けて先頭車化改造した形式で、クハ189形とは異なり、直江津方が100番台、上野方が600番台に区分されています。

183_h81_130518
8:17 今度は3月の改正まで東チタだったH81編成です。3月の改正で田町車輌センターは消滅し、配置車輌のうち、特急、元特急車(185系、251系、183系、189系)は大宮へ、通勤電車(E233系3000、215系)は国府津センターに転属となりました。そのため、E233系3000番台のNT編成は以前から国府津所属のE01,E02編成の続番となりました。

H81編成はクハ189-10+モハ182-1018+モハ183-1018+モハ182-1020+モハ183-1020+モハ182-1013+モハ183-1013+クハ189-508 と6M2Tの強力編成ですが、面白いことにクハ189の向きとユニットの向きの関係が長ナノのN102編成と元東チタの編成では逆になっていることが分かります。

E653_k307_130518
8:48 中線に常磐線方面からやって来たのはE653系K307編成でした。「ぶらり高尾散策号」という企画列車でこれまでは勝田区の485系K60編成で運転されていましたが、今回(2013年5月)からはE653系で運転されることになりました。

4851500_k60_120401
「ぶらり高尾散策号」に使われた際の写真ではありませんが、常磐線ひたち野うしく~荒川沖間を上る在りし日のK60編成 2012/4/1

E653系の中でもK307編成は2013年2月頃、検査出場をしており、フレッシュひたちからの引退間際にE653系14連の写真を撮っていたときもピカピカの編成でした。

E653_k307_130301_2
K303編成と重連でフレッシュひたちに活躍していた頃のK307編成 2013/3/1 ひたち野うしく~荒川沖間

ぶらり高尾散策号は9424Mとして常磐線を上り、武蔵野線経由で中央線に入り、9385Mとして高尾に向かうため、今回はこの列車を追うことにしました。

続きの中央線編は明日の記事で。

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