1975年 新潟の旅 11 189系 特急「そよかぜ」
189系が投入された列車、今回は上野~中軽井沢間の季節列車として活躍した特急「そよかぜ」です。
上野駅に入線した189系 特急「そよかぜ」
まずはその登場からの歴史を見てみます。
1968年7月20日:東京駅 - 中軽井沢駅間で季節特急「そよかぜ」が運転開始。 季節特急の「そよかぜ」には当初、運行前年にあたる1967年に横軽対策を施行した157系電車が使用されました。
1975年10月1日:「あさま」が189系化されたことで、この後の「そよかぜ」も189系が担当。
←上野
TcM'MM'MTsTsM'MTc×7 所要5(臨時+1) 189系
あさま(5)(臨時+1)、そよかぜ(2)
長野1847-2153上野‥尾久
尾久‥上野834-1133長野1245-1553上野1634-2051直江津
直江津730-1152上野1234-1436中軽井沢1843-2055上野‥尾久
尾久‥上野634-839中軽井沢1045-1253上野1334-1633長野
長野645-950上野1034-1333長野1547-1855上野1934-2235長野
長野1446-1752上野2030-2342長野
Tc×2
1978年10月改正後、HMは絵入りタイプに 上野駅での先輩181系「とき」とのツーショット
1978年10月2日:「そよかぜ」2往復のうち1往復が上田行きとして延長運転する日が設定されました。上田駅発着としては最初で最後の特急となりました。
←上野、東京
TcM'MM'MTsTsM'MM'MTc×12 所要10(臨時+2) 189系
あさま(8)(臨時+2)、そよかぜ(2)(臨時+1)、あずさ(5)
長野1938-2300上野‥尾久
尾久‥上野816-1132長野1238-1600上野1646-2135直江津
直江津724-1200上野1346-1659長野1838-2200上野
上野716-1029長野1138-1500上野1546-1859長野
長野739-1100上野1146-1459長野1638-2000上野‥尾久
尾久‥上野646-906中軽井沢1100-1330上野1416-1635中軽井沢1804-2030上野‥尾久
尾久‥上野946-1259長野1538-1900上野1946-2259長野
長野‥松本955-1333新宿1400-1738松本1816-2145新宿‥三鷹
三鷹‥新宿640-1021松本1100-1433新宿1500-1839松本1922-2255新宿‥三鷹
三鷹‥新宿900-1246松本1340-1713新宿1800-2146松本‥長野
上野1016-1237中軽井沢-1307上田1434-中軽井沢1505-1730上野/上野1016-1336長野1438-1800上野
長野1500-1830上野2016-2343長野
Tc×2
1984年7月:横須賀線逗子駅 - 軽井沢駅間を運行する臨時特急列車として、「サロンエクスプレスそよかぜ」が運転されました。 この列車は従前の「グリーン軽井沢」を摸したもので、使用車両としては旧特別二等車群から、改造ながら新車然のジョイフルトレインである「サロンエクスプレス東京」を用いたことが特筆されました。
EF62 40に牽引され、碓氷峠を登ってきた「サロンエクスプレスそよかぜ」
1985年3月のダイヤ改正からは2013年1月25日の記事でも紹介しましたように489系9連による「そよかぜ」も運行されました。
1987年8月:「サロンエクスプレスそよかぜ」が廃止。
1997年:「そよかぜ」の運行区間が上野駅 - 上田駅間に変更。
こちらは兄弟分、183系1000番台「とき」とのツーショット
8月18日:「そよかぜ」が廃止。この後、長野新幹線開業まで運行が設定されることはなく、実質的にこの日が廃止日となりました。
Wikipedia の記事、「183系の動き 配置および編成・運用の移り変わり 長野」のデータを参考に纏めました。
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