2015年12月27日 (日)

速報版 2015冬の旅行 青森・函館の旅 2日目 函館貨物 (五稜郭) 駅 その1 貨物列車の継走

2015年12月22日木古内駅から、函館駅までバスに乗車した後、函館駅から再びJR函館本線で五稜郭駅に向かいました。

151222 下りホームから上りホームの長万部方向を見る 2015/12/22

五稜郭駅の構造は2面4線(3番線から6番線)ですが、上り線ホームの札幌よりが少し延伸されたようです。

2011年3月12日のダイヤ改正で函館貨物駅となった五稜郭駅の最大の魅力は津軽海峡線と函館本線の本州・北海道の貨物列車の機関車交換の様子を間近で見ることが出来ることです。

前回来た2003年9月の時点では青函側の担当はED79重連と新鋭EH500、北海道側はDD51と新鋭DF200でしたが、今回はED79、DD51の姿は無く、EH500とDF200が主力となっており、EH500も来年3月で撤退し、EH800に一本化されることになります。

3065列車の機関車継走

Eh50080_151222 13時17分 EH500-80牽引 3065レ 五稜郭到着

Df2002_3065_151222 機関区からDF200-2 がやって来て列車の最後部に連結され、

Df2002_3065_151222_2 13時48分 旅客列車の遅れでこちらも少し遅れて逆方向に発車して行きます。

Eh50080_151222_2 A113運用で昨夜21時5分に新鶴見信号所から3065列車を牽引して来たEH500-80号機はここで運用を終了し、五稜郭機関区に引き上げます。

8056列車 継走風景

Df200110_151222 13時43分 DF200-110牽引 8056列車 五稜郭到着

Eh50025_8056_151222 14時 EH500-25号機が継走して出発

Df200110_151222_2
DF200-110号機は五稜郭機関区に引き上げ

3084列車 継走風景

Df200114_3084_151222 14時13分 DF200-114牽引 3084列車 到着

Eh50016_3084_151222 今朝、蟹田で見た16号機が3084列車を継走

Eh50016_3084_151222_2 14時34分 こちらも8分遅れで3084列車出発 

Df200114_151222 DF200-114号機 引き上げ

3051列車 継走風景

Eh50022_3051_151222 14時57分 EH500-22号機牽引で3051列車 所定より14分遅れて到着

Df2009_151222 上の写真で既に機関区脇に待機していたDF200-9が接近

Df2009_3051_151222 15時7分 所定より8分遅れで3051列車出発

Eh50022_151222 EH500-22 は引き上げ

この後、列番不明の列車
EH500-41で 15時32分着、DF200-52で15時42分発 という継走もありました。

Eh80012_99_151222 最後に今朝、蟹田で見たEH800-12が99列車を牽引して戻って来ました。

次回の記事で記述しますが、一連の継走の合間に機関区から出区してきたDF200試作901号機による引き込み線入れ換え作業がありました。

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2015年12月25日 (金)

速報版 2015冬の旅行 青森・函館の旅 2日目 津軽海峡線 1 青森から蟹田へ

青森・函館の旅、2日目はいよいよ人生初の青函トンネル通過です。

2012年11月16日の記事1974年3月、祖父母の住む秋田県能代市を訪問した帰りに、青森まで行き、青函連絡船で函館に渡り、そのままとんぼ返りで青森に戻り、583系ゆうづる」で東京に戻った旅がありました。その時が人生初の渡道で、大学教養課程の1,2年では夏・秋・夏・秋休みの4回北海道を旅しました。大学院時代、社会人になってからは札幌等に出張する場合は飛行機利用となり、2003年の函館旅行も函館空港を利用しました。

1988年3月の青函トンネル開業後、竜飛(青森県東津軽郡外が浜町)の青函トンネル記念館は一度訪問しましたが、青函トンネルは一度もくぐること無くこれまで来てしまいました。来年3月26日には北海道新幹線が開業し、在来線旅客列車の運行が無くなるとのことで、一度は通過しておくべきと考えて今回の旅を思いつきました。

青春18切符は特急列車のみが走る線区や新幹線の開業で並行在来線が第3セクター化され飛び地線区になったケース対応で特急列車や3セク線に乗車可能な特例が設けられています。青函トンネルも現在は特急「白鳥」「スーパー白鳥」「カシオペア」急行「はまなす」のみが通過するため、蟹田~木古内間に限り、「白鳥」「スーパー白鳥」の自由席乗車が認められています。新幹線開業後、この特例制度がどうなるか、この年末に発表されるそうです。

海峡線を走るEH500の姿も是非記録しておこうと考え、さらに函館貨物(五稜郭)から青森にやってくるED79重連の運用を既に担当しているEH800牽引の貨物列車4094レと3096レは蟹田での接続待ちの間に撮影できるので、青森から蟹田までは津軽線初発の325Mに乗車、蟹田から特急「白鳥93号」に乗車して青函トンネルをくぐることとしました。

151222
津軽線の1番列車325Mは青森駅6番線から6時20分に発車します。青森発車直前の6時19分には札幌からの長旅の急行「はまなす」が一番線に到着する光景が見えました。

701_n11_151222 車両は秋田車両センターの701系N11編成 3連です。今の季節、未だ夜が明けていません。

701_n11_151222_2
36分で蟹田に到着、蟹田では2番線に入線し、三厩からの気動車もほぼ同時刻に到着します。

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こちらはキハ40 558+555の2連です。

40_558555_151222_2
キハ40は到着後、入れ換えを行って3番線へ、7時7分に三厩に向けて出発します。一方、乗車してきた701系も7時8分,328Mとして青森に戻ります。
2本の列車が出発した後はホームには人影無く、次の9時前の列車到着まで静寂がおそいます。

41_151222
蟹田は北緯41度に位置し、ニューヨーク、ローマと同じ緯度だそうです。

151222_2
裏側は「蟹田ってのは、風の町だね。」という太宰治の小説「津軽」に出てくる言葉が刻まれています。

列車が接近・通過する際には下りは女性の声、上りは男性の声でアナウンスがあるので待合室にいても列車の接近が分かります。

Eh50016_151222
EH500-16 3059列車 2015/12/22 蟹田

Eh50063_151222
EH500-63 3050列車 2015/12/22 蟹田

まずはEH500-16牽引の3059列車が7時36分3番線に入線・停車、7時41分上り線をEH500-63号機牽引の3050列車が通過。この区間は単線なので蟹田駅で行き違いを行います。

Eh8004_151222
EH800-4 4094列車

続いて8時9分、EH800-4牽引の4094列車が通過、

Eh80012_151222
EH800-12 3096列車

8時29分、今度はEH800-12号機牽引の3096列車が通過。

いずれも数ヶ月前まではED79 50番台重連が牽引していた日本海縦貫線経由の貨物列車です。

その後、まもなく8時33分には三厩から戻ってきた330D キハ40が到着、さらに青森からの329M 701系N11編成も到着、今度は続々とホームに人が降りてきます。おそらく青春18切符で北海道に渡る人々が次に到着する「白鳥93号」に乗り換えるためかと思います。

4853000_151222_2
白鳥93号 485系3000番台

4853000_151222
485系3000番台 白鳥 車内

上り列車の遅れで出発は7分ほど遅延しましたが、自由席車両に座席も無事確保出来ました。

前回、485系に乗車したのはいつだったかと思いだしてもすぐ出てこないくらい久しぶりの乗車ですが、おそらくこれが最後の485系乗車となるとは思います。人生初の青函トンネル通過を楽しみました。

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2015年12月23日 (水)

速報版 2015冬の旅行 青森・函館の旅 1日目 その1 千刈踏切

12月21日朝、青森に到着後まず向かったのは、前回青森に来た2010年10月にも訪れた千刈踏切でした。その前に12月の青森なので雪が積もっていることを予想して完全冬装備で来たのですが、雪が全く積もっていなかったのには驚きました。今年はかなりの暖冬のようです。

Photo
場所は上の地図のように青森駅を出発した奥羽本線が、青森信号所と奥羽本線を結ぶ線路と合流する三角線の左隅になります。

151221_4 千刈踏切 表示
奥羽本線の全長(福島~青森)は484.5kmです。

ここは青森駅に出入りする奥羽本線の列車、津軽線、海峡線の列車、そして青森信号所と津軽海峡線や奥羽本線・日本海縦貫線の貨物列車を撮影できるポイントです。

詳細編で通る列車については触れて行こうと思いますが、2010年12月の東北新幹線新青森開業で、津軽海峡線の特急「白鳥」が新青森始発なった関係もあって、在来線特急がよく通る場所でもあります。

789_he205_151221
2015/12/21 789系 HE205編成 白鳥 千刈踏切

新青森から奥羽本線の線路を来て青森駅に入り、スイッチバックして、手前の海峡線線路を行く789系「白鳥」 北海道新幹線新函館北斗開業時には廃止となります。

4853000_151221 JR東日本 485系3000番台 白鳥 2015/12/21 千刈踏切

こちらは津軽海峡線からやって来た特急「白鳥」 北海道新幹線開業で引退、車両も勤めを終えるのでしょう。

4853000_151221_2 JR東日本 485系3000番台 つがる 2015/12/21 千刈踏切

こちらは同じタイプの車両による特急「つがる」 
2002年12月 東北新幹線盛岡-八戸延伸で八戸-青森・弘前間で運転を開始し、2010年の新青森延伸では秋田-青森間の運行となった特急です。

751_a102_151221 751系 A102編成 つがる

さらに特急「つがる」は4連化された751系も使用されています。

701_n1_151221 701系 N1編成 

奥羽本線の快速や普通列車、津軽線蟹田までの列車には秋田センタ-配置のピンク帯の701系基本番台が投入されています。3連と2連があり、併結編成も見かけました。

Eh50011_151221 EH500-11

海峡線から青森信号所に向かうEH500牽引の貨物列車も来年3月の改正で見られなくなります。

Ef5107_151221 EF510-7

以前は富山区のEF81も見られましたが、ここ数年は日本海縦貫線の貨物はEF510のみのようです。

Ef510508_151221 EF510-508

かつては上野から寝台特急「北斗星」「カシオペア」を牽引して青森に通っていた★のEF510 500番台も現在はこのような姿で同所を通過しています。

Eh8007_151221 EH800-7

かつてはED79重連が担っていた運用、主に日本海縦貫線貨物の継走でしたが、今はEH800がすでに引き継いでいるようです。1日3本往復運用がありますが、22日に蟹田で2本撮影しましたがいずれもEH800でした。

Eh50081_151221 EH500-81 奥羽本線から

2015年春のダイヤ改正ではA137でEH500の大館往復運用があり、先日の隅田川のイベントで聞いた話では秋田まで進出との予定もあるとかで海峡線から撤退後もこういった風景は見ることが出来るようです。

151221 踏切横にはローソンが

2010年にはなかったのですが、この5年の間に踏み切り横にコンビニエンスストアが開店しており、食料の調達等でも重宝致しました。

151221_2
踏切線路上から新青森方向の眺め

151221_3
右手は青森信号所本面の単線、左手は青森駅方向の3複線

151221_5
最初の地図で千刈踏切を渡る道路が曲がって交わる道路が連絡線を渡る場所がこの第一大野踏切です。距離的には千刈踏切の手前のポイントが連絡線の0キロなので533mとなります。

151221_6
一方、同じ道路が旧東北本線の線路(現在の青い森鉄道)と交わる踏切が古川踏切です。距離表示は東北本線時代のままだと思います。

青森駅南の国道4号、7号線がJR線、青い森鉄道を越える跨線橋上から眺めると、

4853000_151221_4
奥羽本線、津軽線、津軽海峡線が右へ

100205_151221_4
大湊線から乗り入れてきたキハ100

青い森鉄道線が左へ分かれて行くのがよく分かります。

21日はこの後、奥羽本線を大鰐温泉まで行き、弘南鉄道大鰐線に乗車しました。

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2015年12月 6日 (日)

隅田川貨物駅フェスティバル 2 EH500-5

2015年10月25日、JR貨物の「隅田川貨物フェスティバル」、今回はもう1台の機関車展示、EH500-5号機です。

Eh5005_151025_2 EH500-5 2015/10/25 隅田川貨物駅

拙BlogではEH500形の写真を1両ずつ紹介しており、ちょうど10月26日5号機を紹介予定だったこともあり、5号機が展示されているのを見たときは「あれっ!」と思いました。今回は当日の写真とEH500に関連した話題で記事にしようと思います。

Eh5005_151025_16 憧れのマンモス機を間近で見ることが出来た貴重な機会でした。

EH500形は1997年から製造され、2012年度(2013年3月)に製造された81号機が現在のところラストナンバーとなっています。
901、1~44、51~66、73~81号機の70両が仙台総合車両所に45~50、67~72の12両が門司機関区に配置され、仙台配置車両は首都圏から五稜郭(函館貨物)の貨物列車を、門司機関区配置車両は幡生操車場から福岡貨物ターミナルまでの貨物列車牽引を担当しています。門司へのEH500形の配置は九州への1300t貨物の直通を可能にしたとされています。

本来、交直両用機であり、交流区間も50/60Hz対応なので、保安装置と軸重の問題がなければ電化区間ならどこでも運用可能な機関車ですが、面白いことに、首都圏では東京貨物ターミナル乗り入れはありません。また東海道、山陽ルートも幡生操車場以東への乗り入れもありません。

Eh5005_151025_5
2016年3月26日、北海道新幹線、新青森~新函館北斗間の149kmの開業がすでに発表されています。、青函トンネルを含む津軽海峡線のうち新中小国信号場から木古内までの約82kmは新幹線と在来線の共用区間で、2014年12月1日からH5系新幹線電車を使用した走行試験が開始されています。

津軽海峡線は日中の在来線運行時間帯は在来線運行管理システムが管理し、夜間の新幹線走行試験時間帯はCYGNUS (Computer system for signal control and useful maintenance of Hokkaido Shinkansen) と名付けられた列車の運行管理、制御機器監視システムに切り替えて、新青森以南のJR東日本のCOSMOS (Computerized Safety, Maintenance and Operation Systems of Shinkansen) と接続して試運転を管理しています。
新幹線の走行試験はこの切り換え方式で行えますが、開業後は貨物列車がCYGNUS管理下の共用区間を走るため、CYGNUS管理状態に固定した状態で1日以上システムが安定して稼働するかのチェックが2016年1月1日に全列車を運休して行われることも既に発表されています。

Eh800901_151025 まだEH800の実物に逢っていないものですから、こんな写真で

新幹線の架線電圧25kVと従来からの20kVの両電圧に対応し、新幹線用保安システムDS-ATCに対応した複電圧交流電機がEH800で、2012年11月901号機が落成し、12月から性能試験が実施され、2014年度から量産も開始され、7月16日からED79の運用を代走する形で営業運転に投入されています。量産機もすでに14号機まで落成、五稜郭機関区に配置されています。

Ed79_5355_101024_2 来年3月でお役ご免?となるED79 50番台 2010/10/24 千刈踏切

来年春以降、EH500形はEH800形の製造、投入分余剰となるわけで、それがどのような運用の変更、所属の変更になるか興味があったのでイベントの際にJR貨物の方に質問してみました。

1) 現時点では仙台配置機が門司に移動するような転属の話はない。
2) 青函からの撤退で余裕が生じる分は首都圏、奥羽本線北部の運用に回す予定。
3)  門司機関区の運用範囲は熊本まで拡大

という状況で現時点では3月改正以降の運用を考えているとのことでした。

首都圏の運用については黒磯における地上切り替え方式の交直接続が、設備の老朽化もあって近い将来、黒磯~高久間にデッドセクションを設けて車上切り替え方式とするプロジェクトがあるそうで、その辺の推移を考慮して東北本線の直流機の運用をEH500形の運用の南下延伸で置き換えて行くのではないでしょうか。既に同区間用なのかE531系3000番台5連3本も出場しています。

2015年3月改正の運用における黒磯折り返しを見て見ると
                                                                              折り返し時間
A109   3084レ  2:32  ======   8:02    4083レ A110    5h30m
A126   4070レ  0:18  ======   6:58    3089レ A127    6h40m
A130   3064レ  9:00  ======  11:43  3083レ  A131         2h43m
A138   3078レ  3:07  ======   6:38   1075レ  A139         3h31m
A139   1074レ   12:48  ======  10:07  3085レ  A140        21h19m
A154   4086レ   2:45  ======  10:22  4089レ  A155        7h37m
A158   4078レ 19:54 ======    0:28  4053レ  A159       4h34m
A160   4054レ  3:38   ======   9:53   臨8179レ A161      6h15m
A161  臨8178レ 19:48 =====    1:40  4085レ  A162        5h52m
A174 4084レ  23:38  ===== 5:42   1071レ  A175        6h04m
A175  1070レ  11:07  ===== 1:24   3079レ  A176    14h17m
A181  3082レ  21:08 ======  2:33  4071レ  A182        5h25m

となっており、折り返し時間から考えて、黒磯で折り返さず、首都圏のターミナルあるいは新鶴見のような継走場所までEH500が運用された場合、現行の折り返しに対して新たに機関車が必要なケースと必要でないケースに別れますが、いずれにせよ機関車運用に余裕が生じるのでこれらの運用のいくつかかは首都圏直行となり、東京ターミナルや蘇我などまだEH500が乗り入れていない場所に運用が設定されるのかと思われます。

私も、北海道新幹線開業前の在来線での青函トンネル通過と函館貨物や津軽海峡線でのEH500、ED79の見納め、EH800の初撮影に12月20日からの1週間、青森、函館旅行を計画しております。

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